2014/05/02(金)

ニューヨーク植物園

朝食は宿の近くのスタバでパニーニ。今日は朝から良い天気なので、地下鉄を乗り継いでブロンクス(Bronx)まで遠出。D系統の終点の一つ手前ベドフォード公園通り(Bedford Park Blvd)で下車し、住宅街を抜けて坂道を下る。メトロノース鉄道(Metro North Railroad)を越えて暫く歩くと、開園時間直前のニューヨーク植物園(New York Botanical Garden)に到着。最寄り駅はメトロノースの植物園駅で、マンハッタンから僅か20分なのだけど、起点のグランドセントラル駅(Grand Central Station)まで、宿からだと地下鉄を乗継ぐことになって乗換距離も長いため、少々時間が掛かっても地下鉄だけで来ることにしたのである。窓口で入場券を購入して、ホームガーデニングセンター(Home Gardening Center)の花壇を通って、大温室(Haupt Consevatory)を見学。中の展示も充実していたが、ちょうど見頃だった入口の枝垂桜が印象的。

ツツジ園

温室の後は花壇区画を抜け、湿地遊歩道(Mitsubishi Wile Wetland Trail)を経由して、水仙の丘(Daffodil Hill)に出ると、白と黄色の花の絨毯の向こうに、八重桜が風景を縁取っていた。一旦ここで折り返して、これまた見頃を迎えているツツジ園(Azalea Garden)を散策。九輪草や駒草、延齢草が咲く原生植物園(Native Plant Garden)と、菖蒲やチューリップの原種、片栗の咲くロックガーデン(Rock Garden)を続けて見学した後は、ガーデンカフェ(Garden Cafe)に入って早めの食事。注文したのはスパイシーチキンのグリル。

ブロンクス川の滝

食後はブロンクス川(Bronx River)を渡って、東側の区画へ。19世紀の水車小屋(The Stone Mill)もあったけれど、内部は非公開。奥にあるバラ園(Rockefeller Rose Garden)は、さすがにまだ開花していなかったので、隣のライラックコレクション(Lilac Collection)で咲き始めの花を愛でる。桜コレクション(Cherry Collection)は少し盛りが過ぎていたものの、様々な色合いの桜が咲き競っていた。遊歩道を降りてブロンクス川の滝の近くまで行ってから、橋を渡って森林区画に入る。

原生林の栗鼠

何本か枝分かれしている遊歩道を適当に選び、原生林(Native Forest)の中を散策すると、黒っぽい栗鼠やちょこまか動き回る鳥に遭遇。どちらも少しでも近寄ろうとすると、当然のことながら逃げてしまうので、買い替えたばかりのカメラの光学12倍ズームを利用して撮影。坂道を降りて外周道路に出て、水仙コレクション(Liasson Narcissus Collection)を経由して、入口に戻る。周辺の見所を再訪してから外に出て、地下鉄に乗って宿に戻る。寝不足で歩き疲れていたので、部屋で軽食を取った後は、かなり早めに就寝。