2014/08/08(金)

家を出るまで比較的余裕があったはずなのに、結局ぎりぎりになってしまうのはいつものこと。TXとJRとモノレールを乗り継いで羽田入り。長距離国際線の一部が羽田に移って、都心付近の人は便利になったのだろうけど、つくばからだと平日朝は直通バスが使い辛いので、成田より不便になったような気がしないでもない。成田と違って保安検査場の優先レーンが使えないけれど、国際線ターミナルは比較的コンパクトなので、搭乗待合室までスムーズに移動出来た。あまり時間に余裕がなかったので、ラウンジに長居はせず、買い物を済ませてから搭乗口に向かう。

ANA機内食

滑走路は国内線と共通なので、見慣れた景色の中を離陸。飛び立った後は、北海道方面とは違うルートを通って北上して、日本海を越える。ハバロフスク上空辺りで1回目の食事。メインがトマト系で酸味が利いていそうだったので、ワインはボルドーを避けて、南アフリカのメルロー/シラーを選択。仮眠を取った後は、特に観たい映画もなかったので、ガイドブックで予習をしたり、語学入門CDで付け焼き刃の勉強をしたりして過ごす。2回目の食事はシーフードがメインだったので、軽食メニューからクロックムッシュ(ハムやチーズを載せたトースト)を注文。

ロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport)に着陸し、6月に開業したばかりの第2ターミナル(The Queen’s Terminal)に入る。サテライトから地下通路を通って本館に向かい、入国審査を済ませて税関を通る。到着ロビーを出て、地下鉄(Underground)の駅に移動し、窓口でオイスターカード(Oyster Card)を購入してから、ピカデリー線(Piccadilly Line)に乗車。地下鉄は運賃が安いのだけど、ロンドン市内中心部までは1時間近く掛かる。また、トンネル断面積の関係で車両が小さいので、夕方のラッシュ時だと車内は相当混雑する。一つ手前の駅からドアの近くに移って、なんとか目的のラッセル・スクエア(Russell Square)で下車。エレベーターで地上改札に上がり、少し歩いて宿にチェックイン。手渡されたキーホルダーが30cm近くもあったので驚く。

ロゼッタストーン

まだ夕方で就寝するには早かったので、部屋で少し休憩してから外出。ラッセル・スクエアといえば、知る人ぞ知る、小説「女王陛下の魔術師(Rivers of London)」に登場する「愚壮館(The Folly)」の所在地である。ということで文庫本の巻頭地図が示す辺りに行ってみたが、共同住宅が建ち並んでいるだけで、それらしい建物は見当たらない~ってフィクションだから当たり前だってば(^^; 金曜日は遅くまで開館している大英博物館(British Museum)は、宿から歩いてすぐのところ。裏口にあたる北側から入って、とりあえず喫茶コーナーで休憩してから、ロゼッタ・ストーン(Rosetta Stone)に再会。2年前に来た時に館内を一通り見学しているので、今回は1階の展示をさっと見て回ってから宿に戻り、ネットでメール等をチェックした後、遅くなりすぎないうちに寝床に入る。