2014/10/04(土)

とっとり花回廊

台風接近中なのが気になるけど、まだフライトに影響が出る予測にはなっていないので、羽田から予定通りに搭乗。普段西に向かう時よりも北寄りのコースのため、富士山は左手になり、右側の窓からは北アルプスの南端や敦賀市、若狭湾などが見える。途中から地上は雲に覆われていたが、米子鬼太郎空港に着陸すると思ったほど天気は悪くなくて、雨が降った形跡はあるものの晴れ間も少しのぞいていた。連絡バスで米子駅に出て、ロッカーに荷物を預けてから送迎バスに乗り継いで「とっとり花回廊」へ。郊外にある施設なので訪れるのは困難だと思っていたら、今の季節は1時間に2本の無料送迎バスが出ていた。

百万本のサルビア

「とっとり花回廊」はその名の通り、屋根付きの回廊がユリやラン、熱帯植物などが咲く温室群を結ぶ全天候型施設となっている。晴れていれば借景となる大山は裾の部分しか見えていなかったが、薄日が差す天気は続いていたので、「水上花壇」「霧の庭園」なd屋外の施設も鑑賞。「花の丘」では真っ赤なサルビアが見頃になっていたが、後からニュースサイトで“百万本のサルビア”と紹介されていたのを知る。園内にはかなり高低差があって、回廊が見上げるような高架となっている場所には、オランダのキューケンホフと提携した「花の谷」もあった。野外ステージではコンサートが始まっていたので、園内のカフェでケーキセットを食べて休憩した後は、混まないうちに早めに帰りのバスに乗る。

宍道湖の夕景

米子から普通列車に乗って松江に移動。駅近くの宿にチェックインして、ネットしながら部屋で休憩。日没の時間が近付いてきたので、宿を出て宍道湖畔に向かうが、松江到着以降はわりと晴れていたのに、水平線近くは雲に覆われていた。それでも夕日が透けて見えたりはしないかと期待したが、そう都合よく薄雲ではなかったようで、太陽は20分前から姿を隠したまま沈んでしまった。宍道湖畔で夕日に挑戦するのはこれで3回目となるが、残念ながら3度目の正直とはならなかった。長期予報では秋晴れのはずだったが、番狂わせの台風が接近しているのだから仕方がない。気が付けば空は一面の雲に覆われている。

駅周辺で探しても適当な店が見つからなかったので、夜はスタバでサンドイッチとラテで軽く済ませる。