2014/10/18(土)

時間にあまり余裕がない時に限って、搭乗口が南ピアの一番奥だったりする。羽田を離陸した後は今回も北寄りのルートで、右側の窓からは小諸や松本の市街地が見える。後から写真を拡大すると、松本城天守閣まで識別出来た。北アルプスを越え、富山平野を眺めながら金沢平野に入り、小松空港に着陸。ターミナルの外に出ると、空は雲ひとつない快晴。

丸岡城

連絡バスで福井駅前に出て、荷物をロッカーに預けようとしたら、構内に表示がなくて探し回ってようやく、駅ナカ商店街の奥に見付ける。コンビニで軽食を調達してバスに乗ろうとしたら、構内周辺には乗り場案内がなくて、観光案内所で尋ねてようやく西口の駅前アーケードの10番乗り場だということが判明。京福バスの丸岡線に乗って30分と少し、終点の本丸岡で系統番号を変えて連続運転となり、市街地を走ってすぐの停留所で下車すると丸岡城の登城口はすぐ目の前。坂道を上って受付で入場券を購入し、急な階段を登って天守閣に入る。これで現存12天守に全て訪れたことになる。丸岡城は現存中最も古いが、戦後すぐの福井地震で倒壊した後、補修しているらしい。天守閣の中にも急な階段があり、最上層に出ると金沢平野を見渡すことが出来る。共通券となっている丸岡歴史民俗資料館も見学した後、 次に乗るバスまで時間が あったので、バスターミナルまで歩く。

東尋坊

本丸岡のバスターミナルは旧京福電鉄丸岡駅の跡地で、ここで永平寺線が丸岡線と接続していた。といっても40年以上前の話。現在は旧永平寺線のルートに沿って路線バスが走っていて、一部を除き終点の芦原温泉から三国方面へ連続運転となっている。土休日は1日4往復しかないけど、芦原温泉ゆきは午後に集中していて、ちょうど城見学してからでも十分間に合うバスがあったので、利用することにしたのである。廃線跡と思しき築堤を見ながら走り、芦原温泉から松島水族館経由で東尋坊へ。水族館にも興味はあったけど、今日は時間がないのでパス。東尋坊は3回目となるけど、冬場でないのは今回が初めて。岩場を少し散策した後、天気が良いので東尋坊タワーにも登っておく。

旧森田銀行本店

三国方面ゆきのバスは30分以上先だったので、徒歩で三国の中心部に出る。三国駅手前の踏み切りから坂道を登り、丘の上にある「みくに龍翔館」に入る。昔の小学校の建物を模して作った博物館で、最上階の展望デッキから三国港や九頭竜川などを眺めることが出来る。館内の展示を一通り見学した後は、坂を下って三国駅前を通り越し、川の近くのレトロな建物が残る地区に急ぐ。旧岸名家に行ったら時間よりも早く閉まっていたので、すぐ近くの旧森田銀行本店を閉館時間間際に見学。夕暮れの町並みを撮影してから、えちぜん鉄道に乗って福井駅に戻る。百貨店の食堂街に立ち寄って、おろしそばを食べてから宿にチェックイン。途中でコンビニが見つからなかったので、部屋に入ってネットで探したら宿のもう少し先だった。