2015/01/11(日)

予想よりも天気は良さそうなので、離島ターミナルから船に乗る。石西礁湖を渡って、西表島の上原港に入るが、そこでは下船せずに次の鳩間島まで乗り通す。石垣を出る時は殆ど雲がなかったのに、流れてきた雲で空が覆われてしまっている。鳩間島を訪れるのは、7年ぶりの2回目。前回は1時間半の滞在でかなり慌ただしかったけど、今回は5時間以上もあるので、のんびりと回れる。どんよりと曇っていた前回よりも天気が良いことを期待したいたのだけど、それは仕方のないこと。

物見台より

まずは坂道を登って、島の中央部にある中森へ。灯台の近くにある物見台から周囲を見回した後、南側の岩場から対岸の西表島を望む。視界は悪くないのだけど、やっぱり晴れていないのが残念。そのまま先に進んで、島の北岸にある島仲浜に出て、外周道沿に西半分を回る。立原浜の近くには「武士家」という屋敷跡が残っていて、斜面に礎石が張り巡らされている様は、小さな城(ぐすく)といった感じ。屋良浜を経由して一旦港に戻り、待合室で持参した昼食を取る。

島仲浜

午後は東回りということで、集落の外れにある上り井戸を見学してから、ナラリ浜、船原の浜、外者の浜と巡る。「千手ガジュマル」と「五兄弟ガジュマル」を眺めてから、島仲浜に着いたところで一周したことになるので、中央部を通って港に戻る。まだまだ時間があったので集落内を散策したけれど、それでもなお時間が余ったため、港の待合室でぼーっとして過ごす。夕方近くなって空の一部の雲がなくなったけど、景色が変わる程でもなかったし、船の時間が近付いていたので、そのまま港で待ち続ける。

夕方の便は逆回りで、鳩間を出た後は上原を経由して石垣に戻る。午後になって波が高くなったようで、高速船は大きく揺れ、時折船全体が波をかぶる。帰りに港近くの店に立ち寄って、八重山そばとチャンプルーのセット。