2015/03/22(日)

竹内街道

チェックアウト後は地下鉄で天王寺に出て、阿部野橋から近鉄南大阪線の準急に乗車。古市の次の駒ケ谷で降りて、駅前を少し歩くと竹内街道に入る。難波(なにわ)と飛鳥を結ぶ古代の官道に由来し、ちょうど昨秋堺市内で歩いたところである。この辺りでは集落の中を、防御のため敢えて真っ直ぐ通さなかった跡がそのまま残っている。後から調べたら、細い道ながらも国道166号線に指定されていた。

河内ワイン

街道を少し外れた場所にあるのが今朝の目的である「河内ワイン」。1階の売場と2階の展示を見てから、工場見学ツアーに参加。南河内では昔からブドウ栽培が盛んで、今でも生食用と醸造用の品種が生産されているが、地形の関係で意外と雨は降り辛いとのこと。製造途中のワインの試飲もあったけど、甘みもなく風味も出る前なので、決して美味しいものではなかったりする(^^; ツアーの最後にはちゃんと製品ワインの試飲もあったが、飲みすぎないように好みに合いそうなものだけにしておく。不定期営業の併設レストランは開いていなかったので、シャルドネとメルローのボトルを1本ずつ買ってから、周囲のブドウ畑を見に行く。

荷物が重くなっていたけど、丘の上にある杜本神社に立ち寄ってから、駒ケ谷駅に戻る。天王寺から地下鉄を乗り継いで、半年ぶりとなる「北浜レトロ」でアフタヌーンティー。かなり混んでいて30分くらい待ったけど、途中で軽く食べておいたので問題なし。これ以上荷物を増やさないように、そのまま空港に直行。伊丹空港のANAラウンジでは、河内ワインの「ヱビス梅酒」が提供されているという情報があったけど、見当たらなかったのでどうやら期間限定だったようである。帰りの便は航空路混雑で羽田到着が20分以上遅れたため、高速バスには間に合わず、鉄道を乗り継いで帰宅する。