2015/05/30(土)

秋葉原の山手線乗り場に、ホームドアが設置されていたので驚く。2週間前はまだなかったよね。今のところ運用開始前で、常時開きっぱなしになっている。今日は遅めの出発だったので、余裕をもって1時間前に空港入り。ラウンジで休憩した後、空弁を購入してから搭乗。東日本から北日本方面は晴れていたので、スカイツリー、渡良瀬遊水池、田沢湖、十和田湖などが窓からはっきりと見える。着陸体制に入った後は、滝上町や紋別市の中心部の真上を通過して、オホーツク紋別空港に到着。

シバザクラ

無料連絡バスで紋別バスターミナルに移動して、ロッカーに荷物を預ける。2年前の前回は、ここで路線バスに乗り継いだのだけど、今日は下り坂の予報。折角今は晴れているのに、バスを待っている間に天気が悪くなったら勿体ない、ということでタクシーに乗車。紋別市内からショートカットして渚滑国道(273号線)に入り、滝上町内で分岐する道道を経由して滝上公園に到着。バス停から丘の上の公園まで歩く時間も含めて、1時間半くらい節約したことになる。2年前は低温のためシバザクラの開花が遅く、5月末でも3分咲きだったけど、今年は逆に高温のため開花が早く、既にピークは過ぎてしまったけれど、まだまだ見頃。到着して斜面が花に覆われているのを見て、思わず歓声をあげてしまう程。花が疎らなところも一部あったものの、ほぼ全面がシバザクラのピンクに染まっている。園内の高低差をものともせず、歩行者通路をくまなく歩き回る。始終聞こえていた鳴き声はエゾハルゼミだったことを後から知る。

滝上公撮

シバザクラの開花時期のみ、ヘリコプターによる遊覧飛行を実施しているので、申し込んでみたら2名からの催行で、他の参加者が現れるのを待つことにになる。20分が経過して、どうしようかと逡巡していたところ、ちょうど他の申し込みが入ったので送迎車に乗ってヘリコプター乗り場へ。チケットを購入して、アエロスパシアルAS350B2の操縦席横に乗り込む。ヘリコプターに乗るのは2年ぶり2回目となるので、それほど緊張していなかったのだけど、何度か急上昇や急旋回した時にはちょっとドキドキ。遊覧飛行といってもシバザクラを上空から眺めるのが目的なので、公園の上を角度を変えながら飛行し、約3分でヘリポートに着陸。実は紋別空港着陸直前に、飛行機の窓から滝上公園が見えていたのだけど、あっという間で高度も結構あったので、それに比べれば3分間でもじっくり近くから眺められた感じである。

滝上では他にも行きたい施設はあったのだけど、閉まるのが早くて既に間に合わなくなっていたので、再び滝上公園内を回ってシバザクラを鑑賞。到着時は日が差していたものの、次第に雲が多くなっていったけど、そのうち雲が少なくなって青空が広がっている。結果的にこれなら慌てる必要はなかったのだけど、その分シバザクラが満喫できたのでよしとしよう。歩行者用通路の急な階段を降りて公園を後にし、渚滑川を渡って滝上市街地へ。2年前の記憶を頼りに滝上バス停に行こうとしたら、国道周辺には見当たらず、代わりに別の停留所が見付かったのでそこから乗ることにして、バスが来るまでの間「虹の橋」の上から滝上公園を眺める。後から調べると、滝上バス停は町役場の近くではなく、県道の橋を渡った先の図書館の近くだった。さすがにそこまでは覚えていなかったな。

ジンギスカン

帰りは路線バスに1時間乗って、紋別に戻る。バスターミナルの隣にあるのが「オホーツク氷紋の駅」。廃線となった名寄本線の紋別駅舎の跡地に建った複合施設で、物産店やスーパー、温泉などもある。施設内の店に入って、ジンギスカンとハイボールで早めの夕食。紋別市街を少し歩いてホテルにチェックインし、大浴場に行く前に屋上の展望スペースに行ってみる。オホーツク海が目の前に広がっているので、冬は流氷を眺めることが出来るようだけど、かなり寒いのだろうな。晴れていれば朝日も見られるとのことだけど、残念ながら明日の天気は雨模様。晴れていたとしても、この季節の日の出は午前3時台(^^;