2015/06/13(土)

寝付きが良くなくても、早めに目が覚めたのでそのまま行動開始。朝食を取ってからチェックアウトし、ホテルを出るとそこは空港の出発ロビー。プレミアムクラスに空きがあったので、アップグレードしてから保安検査場を通ってラウンジへ。時間になったところで搭乗口に行ったら、改札を通る時にアラート音。何かと思えば、プレミアムクラスの食事が用意できないとのこと。さっき食べてからそれ程経っていないから問題なかったりする。機内では軽食のサンドイッチの代わりに、スープと泡(スペインのカヴァ)を注文。

青島亜熱帯植物園

宮崎空港に到着し、バス案内所で1日乗車券を購入してから、とりあえず空港入口にあるジャカランダを確認しに行くと、あれっ、手前の木は殆ど咲いていない。奥の木の方は全く花を付けていないみたい。まぁ、例年それ程花付きの良いという訳でもないので、次のジャカランダスポットに期待しておこうか。例年だとここで空港ターミナルに戻って、次の日南方面ゆきのバスを待っていたところだけど、今回は天気が下り坂という予報なので、少しでも早く動いておこうということで、空港に寄らない路線バスの停留所に向かう。が、道を間違えたらしく、いつまで経っても目的のバス停は現れず、違う方面のバス停ばかり通りすぎる。やっぱり何年も前の記憶だけを頼りに歩くのは無謀だったかな。でもこのまま空港に引き返したら、結局いつもと同じバスに乗ることになるのかな~と思っていたところにタクシーが通りがかったので、これ幸いと手を上げて乗車。そのまま青島亜熱帯植物園に直行。車を降りて温室横のジャカランダに対面~って、こちらも殆ど花が咲いていない。少し盛りを過ぎている感じもするので、係の人に聞いてみたら、今年は花付き自体が良くないとのこと。いつものように温室の2階に上がってみたけど、こちら側も本当に少ししか咲いていない。バスの時間まで少しあったので、周囲を回ってみたら、新しい温室が建設中だった。こちらが完成したら、ジャカランダは2階から見られなくなるのかな。

テクノセンター

次のバスに乗って、一気に日南市内まで南下。油津駅の手前で下車して、いつものようにテクノセンターへ。やはりここもジャカランダは、一番大きな木にほんの僅か咲いている程度で、他の木は全然咲いていない。今年は残念ながら、ジャカランダのはずれ年ということになるのかな。もう少しもつかと思っていたのに、ぱらぱらと雨が降り出したので、近くのコンビニに立ち寄ってから油津駅前バスセンターで乗り継ぎバスを待つ。やって来た市木線に乗り込み、南郷駅前を経由して旧南郷町内へ。途中のジャカランダスポットを窓から確認しても、いずれも全くと言っていい程咲いていない。

道の駅なんごう

道の駅「なんごう」に到着すると、バス停前の茶碗山は今までの場所に比べればかなり咲いていたが、それでも例年と比べると疎らな花付き。丘を登って「ジャカランダの森」に行っても、たまにちらほら咲いている木がある程度。それでも開花情報を頼りに、断続的に雨が降る中、峠を越して亜熱帯作物支場に出る。以前は「ジャカランダの谷」と案内されていたはずの場所は「ジャカランダの小径」と名前が変わっていたが、今年としてはそこそこの咲き具合。そして「ジャカランダの大木」というのが、比較的咲いているという情報だったけど、案内図だとどこを指しているのか今ひとつ分からない。そのまま諦めて帰るのは勿体なかったので、さっき購入したくまモンたい焼きを食べて元気を取り戻してから改めて探すと案内看板が見つかり、温室から坂を下った咲きにようやく件の大木を発見。確かにここは今まで来たことがなかった場所。ひっそりとした場所に、ある程度まとまって青紫の花が咲いている。途中の張り紙によると、昨年秋の台風による高潮と冬の低温のため、花付きが例年の3割程度なのだとか。雨が強くなってきたので、ジャカランダ開花時期の週末のみ運転される連絡バスに乗って、ジャカランダの森まで戻る。イイギリ駐車場から遊歩道を辿って、もう一箇所の「ジャカランダの大木」を探してみたが、見付けることは出来なかった。

次の路線バスまで時間があったので、咲いていないのは分かっていても、国道を歩いて贄波のジャカランダを確認しに行こうかと思っていたら、雨がかなり強くなってきたのでそのまま道の駅で待機となり、直接路線バスに乗ることになる。南郷駅まで戻り、駅前広場のジャカランダが全く咲いていないことを確認してから、ホテルまで歩いてチェックイン。傘を差していても服や靴が随分と濡れてしまったので、部屋に荷物を置いたら大浴場に直行。一番早い時間帯を指定した夕食を取った後は、寝不足で疲れていたので、とっとと就寝。ジャカランダのナイトツアーは、さすがに申し込まなかった。