2015/07/12(日)

宿を出て地下鉄で天王寺に移動し、ロッカーに荷物を預けてから、近鉄南大阪線の準急に乗車。河内長野ゆきだったので、古市で普通に乗り換えて、2つ目の上ノ太子で下車。4ヶ月前は1つ目の駒ケ谷で降りたけど、今日も目的は同じ。駅前の竹内街道を横切り、細い道を少し歩くと「飛鳥ワイナリー」に到着。たまたま月に一度程度開催している見学の日だったので、事前に予約しておいたのである。

飛鳥ワイナリー

サロンで涼みながら開始時間を待ち、担当者から説明を聞いた後は、いよいよブドウ畑に移動。斜面に点在する畑の中から、まずはシャルドネ種の区画へ。既に果実が出来ていたが、まだ熟す前なので甘みはなくてただ酸っぱいだけとのこと。試食可というので一粒口に入れてみたが、やっぱり酸味の塊だった。さらに奥まで歩いて、丘の上にあるメルロー種の区画に出ると、畑の向こうに大阪平野が広がっている。今日の見学は少し変わっていて、ここで摘芯体験をすることになる。垣根仕立てのブドウの樹が、上に伸びすぎたところはハサミで切って、横にはみ出したところは垣根のワイヤの中に固定するという作業を繰り返す。梅雨の晴れ間で暑かったけど、ワイン造りに対する理解を深めることが出来た。

テイスティング

醸造所に戻って、涼しい場所で工場見学。通常のワインの作業工程は他と大きく変わるところはなかったが、シャンパーニュ製法の作業工程を詳しく聞けたのが興味深かった。そして昼はテイスティングということで、リストの順に「デラウェア スパークリング '12」「甲州 シュールリー '13」「シャルドネ '13」「メルロー '13」「カベルネ・ソーヴィニョン '11」「デラウェア '14」を味わう。買って帰るワインはいろいろ悩んだけど、当初の予定どおり「シャルドネ」と「カベルネ・ソーヴィニョン」を選択。

帰りも古市乗り換えで阿部野橋に戻り、地下鉄を乗り継いで西梅田へ。「ロンドン・ティールーム」でアップルシナモンケーキを食べた後は、ケータイで飛行機の予約を変更してから、早めに空港に向かう。ワイン2本が増えて荷物が重くなっていたので、なるべく乗り換えと歩く距離を減らすということでハービスからバスに乗車。羽田からも同じ理由で、高速バスに乗って帰宅。関東に戻って暑くないと感じたのは、単に夕方になって気温が下がったせいみたいだったけど、関西の方は夜になっても暑いままのようである。