2015/07/24(金)

なんだかんだと家を出るのが遅くなり、結局今回もバス停まで急ぐことになる。汗だくになってしまったが、バス車内のエアコンがあまり効いていなかったため、成田空港到着になるまで服が乾かなかった。搭乗手続きと両替を済ませてから保安検査場に進む。優先レーンは今年1月から対象者を拡大した「Gold Track」となって、前とは違う場所になっている。出発便が少ない時間帯のようで、ラウンジはかなり空いていた。既に昼前になっていたので、軽く食べておいてから、出発前の情報収集&新聞等の業者に連絡。

ツンドラ地帯

今回の機材はB787-8。こないだK列に座ったら、座席から窓が少し離れていたので、反対側のA列を指定。離陸して日本海を越えロシア上空に出たところで1回目の食事。最初はアルザスの白(Hugel Gentil 2013)にして、メインの時にはやっぱりボルドーの赤(Château Haut Grignon 2012)。いつものように食後は、シートをフラットにして仮眠を取る。在来機種だと食事と食事の間は、完全にシェードを上げているので、窓に少しでも隙間を作ると急に眩しくなるし、毛布を被りながら無理して開けたところで下界は一面の雲ということもあるのだけど、B787は調光ガラスなので大まかに外の様子を確認出来る。そして段階的に明るさを変えられるので、徐々に明るくして写真撮影したらすぐに戻す、という芸当も可能である(席間が離れているビジネスクラスの場合)。ということで前からの念願だった、ロシア極北地方のツンドラ地帯を写真に収める。

コラ半島から北欧地域に入ったあたりで2回目の食事。洋食はシーフードだったので、軽食メニューのパスタを注文。中央地域に入ると雲が増えたので、着陸前にならないと地上は見えなくなった。雲の下に出て麦秋の大地を見ながら、パリ・シャルルドゴール空港(Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle)に着陸。第1ターミナルのサテライトから本館に移動し、入国審査場に進むと、窓口が1つしか開いていなくて長蛇の列となっていたが、幸い前の方だったので極端に長くは掛らなかった。とはいえターンテーブルに行ったら、既に荷物は回っている状態だった。到着ロビーから外に出て、エールフランスバス(Les Cars Air France)の4号系統に乗車。日本時間では明け方近くになっていたので、かなり眠くなっていたけれど、なんとか眠気を堪える。パリ市内に入り、リヨン駅(Gare de Lyon)を経由して、終点のモンパルナス駅(Gare Montparnasse)で下車。駅近くの宿にチェックインして、メールとタイムラインのチェックだけ済ませてからすぐに就寝。