2015/09/20(日)

ソウル線機内食

つくばを6時前に出て羽田入り。両替所は混んでたけど、カウンターと保安検査場は比較的空いているところを利用出来たので、出国後にラウンジで少し休憩することが出来た。搭乗したのはB787-8で、今回も窓が遠くならない側の座席を指定。離陸後は御母衣ダム、東尋坊、隠岐の島前などを確認しながら西に進む。機内食はサーモンがメインだったので、ワインはシャンパーニュに続いてブルゴーニュの白を注文。日本海を越え、朝鮮半島上空に入り、出発後2時間と少しでソウル金浦国際空港(김포국제공항)に到着。

伝統芸能ショー

空港からは地下鉄5号線に乗って、市内中心部に向かう。1時間近く掛かるが、急いでいる訳でもないし、目的駅まで乗り換えなしで行けるのが楽である。鍾路3街(종로3가)で下車し、宿まで道が分かりやすい方の出口を使ったら、エスカレーターは途中の1箇所だけで、あとは階段の連続だったので荷物を担ぎ上げるのに結構疲れた。早めの到着となったけど、すぐに部屋に案内されたので、ネットをしながら少し休憩してから、午後の観光を開始。地下鉄を乗り継いで明洞(명동/ミョンドン)に出て、7年ぶりとなるNソウルタワー(엔서울타워)へ。以前は南山ケーブルカー(남산 케이블카)の乗り場まで、急な坂道を登る必要があったが、2009年に「南山オルミ(남산오르미)」という斜行エレベーターが出来たので、アクセスはだいぶ楽になっている。週末の午後とあって、「ケーブルカー」という名のロープウェーは混雑していて、乗車まで10分以上待つことになった。山上に着いたら、ちょうど1日1回開催される伝統芸能ショーが始まる前だったので、広場を見下ろす階段に座って待つ。演目は楽器演奏や歌、舞踊に続いて、武芸パフォーマンスと盛りだくさん。1時間以上コンクリートに座り続けているとさすがに辛くなってきたので、子供体験コーナーになったところでその場を離れる。

Nソウルタワー

タワー入口でチケットを購入し、行列に並んでからエレベーターに乗車。展望台は海抜約380メートルに位置するが、晴れていても視界はあまり良くなくて、ソウル市街地北側にある山も霞んで見える。今回が3度目となるが、残念ながら遠くまで見渡せたことがない。全方位の景色を一通り眺めてから、タワーの麓に下りて周辺を散策。フェンスの南京錠(恋人たちの願掛け)は、以前よりもずっと密度が増して、範囲もかなり広がっていた。帰りのケーブルカーも並んでからの乗車になったが、乗り継ぎの南山オルミも待たされそうだったので、近くの階段を下って明洞に戻る。

参鶏湯

多くの人でごったがえす夕方の繁華街を歩き、表通りから外れた場所にある参鶏湯(삼계탕/サムゲタン)の専門店に入る。なんだか見覚えがあると思ったら、6年前にも来たことがある店だった。ぐつぐつと煮え立つ状態で参鶏湯が運ばれて来て、気を付けて食べたつもりでも舌を少し火傷してしまう。食後はそのまま地下鉄で宿に帰り、屋上テラスから夜景の写真を撮影してから、地下の大浴場を利用。朝が早かった分、遅くならないうちに就寝。