2015/11/08(日)

朝起きたら天気予報が「晴れ」に変わっているということもなく、一日中降り続くようである。という訳で午前中は雨プログラムが確定。降っていなければ久しぶりに明治村に行くつもりだったのだけど。荷物が多かったので、チェックアウト後は地下鉄で名駅に出て、ロッカーに荷物を預ける。

ボストン美術館

JR東海道線で金山に移動したけど、予定よりだいぶ早く着いてしまったので、駅前のスタバに入って時間調整。本格的な雨になっていたけど、目的地は目と鼻の先の「名古屋ボストン美術館」。開館時刻になったところで、「ボストン美術館 ヴェネツィア展」を見学。ボストン美術館収蔵品のうち、ヴェネツィアに関わる絵画や工芸品のみを展示したもので、カナレットやモネの絵もあった。ボストンはシカゴと並び、美術館のためだけでも訪れてみたい街である。事前に金山周辺の店は調べていなかったので、名鉄で名駅に戻って百貨店の食堂街に行ったら、有名店はいずれも長蛇の列となっていたので、すぐに入れる店の中から洋食レストランを選択。

あすなろう鉄道

午後は近鉄急行に乗って四日市へ。逆方向に出てしまったため少し迷ったが、「四日市あすなろう鉄道」の乗り場を見付け、券売機で1日乗車券を購入してから、停車していた西日野ゆきに乗車。今年4月に近鉄から移管された内部線と八王子線に乗るのが今回の主目的だったりする。黄金週間直前のリバーダンス日帰りの時に乗りに行こうかと思いつつ、さすがにちょっときつくてパスしたため、今までお預け状態になっていたのである。内部線と八王子線は軌間762mmという特殊ゲージで、“76(ナロ)”と“narrow”に掛けて「ナローゲージ」という通称があるが、「あすなろう」という社名も「あすなろ」と「ナローゲージ」に掛けているらしい。近鉄から引き継いで色を塗り替えた車両は、鉄道としては非常にコンパクトで、吊り掛け式モーターの独特の走行音が響く。分岐駅の日永から八王子線に入るが、次の西日野が終点となっている。40年前の水害で西日野-八王子関は廃止になってしまったが、路線名だけはずっと変わらないままである。折り返し列車に乗って日永で内部線列車を待つが、末端区間同士の接続は非常に良い。内装を更新した車両に乗って終点の内部まで行った後は、やはり折り返し列車に乗って四日市に戻る。

帰りは案内をよく見て連絡通路を使ったら、近鉄の改札はそれ程遠くなかった。四日市始発の急行で名古屋に引き返し、早めの列車に変更してから駅弁と土産を超立ちし、上りの「のぞみ」に乗車。東京到着後は、秋葉原でちょうど快速に乗り継ぐことが出来たので、思ったよりも早く帰宅することが出来た。