いつもより一つ早い便で伊丹に移動し、今年の飛行機の乗り納めとなる。梅田に出て荷物をロッカーに預けてから、グランフロントで昼食。数ある店の中から選んだのは、本場ブルターニュ風のガレット専門店。蕎麦のガレットと聞いて、以前はよくある日本風アレンジの一つだと思っていたが、実は現地では小麦の代わりに生産されている穀物で、ガレットも蕎麦が基本だということを最近知る。一緒に注文したのは辛口のシードル（りんご酒）。やはり寒冷地ということでブドウ栽培には適さないため、ワインの代わりに生産されているのである。
午後は館内で「ダ・ヴィンチ！天才の遺産 レオナルドと歩む未来展」を見学した後、晴れて穏やかな展望台日和～ということで、十数年ぶりに梅田スカイビルへ。旧梅田貨物駅の下をトンネルで潜るところは変わっていないが、再開発により入口付近の雰囲気が大きく変わっていた。スカイビルに入って、エレベーターで上階に登ってからチケットを購入。空中庭園展望台に出ると、予想通り眺めは良くて、なおかつ風もないので寒さも感じることなくゆっくり過ごせる。伊丹空港に着陸する飛行機や、遠く淡路島まで見渡せる。大阪城は周りに埋もれがちなので直接確認するのは困難だったが、写真にはしっかりと写っていた。そういえば前回はなかった「あべのハルカス」はどこかな～と思ったら、階段室のあたりからちゃんと見えていた。
スカイビルの隣のウェスティンホテルでティータイム。さすがにアフタヌーンティーは量が多すぎるので、といいつつメニューの写真につられて「まるごと焼きりんご」を選択。夜はいつもの「エノテカ」でワイン。当たり年のボルドー（Ch. d'Armailhac 2009）があったので、迷わず注文。そういえば最近は日本ワインを飲むことが多かったので、ボルドーは久しぶりだったりする。荷物を取り出して南森町の宿にチェックイン。以前はよく利用していたのに、最近予約するのがすっかり難しくなっていたが、さすがにこの時期だったら空きがあった。
