2016/01/10(日)

伊良部大橋

「曇り時々晴れ」と思ったよりも良い天気になりそうなので、近くの店で自転車を借りてから、コンビニで軽食を調達。平良市街地を出て、カママ嶺公園に立ち寄って展望台から景色を眺めた後、南西に向かって進み続ける。10分ほど走ったところで、1年前に開通したばかりの伊良部大橋の袂に出る。エメラルドグリーンの珊瑚の海を渡り、要所要所で写真を撮るため一時停止。平良を出る頃は良く晴れていたのだけど、橋まで来たら雲が増えていたのがちょっと残念。船を通すため橋の一部がアーチ状に高くなっているが、変速機なしのママチャリでも快調に通過。坂を下りて暫く進んだところで伊良部島に入り、外周道路に沿って島の西側に向かう。

渡口の浜

渡口の浜に着いた時には再び日が差すようになって、空と海と白沙のコントラストがくっきりと出ていたが、干潮時だったため波打際が遠くなり、海もやや白波立っていた。隣の下地島に渡り、特に見所のない南部はショートカットして西海岸に出る。帯岩を経由して通り池に着いた時には、またしても雲が多くなっていた。久しぶりに遊歩道を散策したけど、先端部が崩落していて途中までしか行けないようになっていた。

下地島空港

そのまま海岸沿いに進み、北端にある下地島空港を回り込む。ANAもJALも訓練飛行から撤退したためタッチ&ゴーに出会う確率はさらに減ってしまったが、天気がいまひとつでも海の色は相変わらずの美しさ。佐和田の浜を見ながら伊良部島に戻り、白鳥崎からフナウサギバナタへ。展望台の崎にある崖の上から見下ろすと、海の色が一部、宝石のように鮮やかになっていた。この辺りは坂道続きで、既に疲れが出始めていたので、上り坂ではすぐに諦めて自転車を押して進む。

まるこ&まもる

佐良浜に近付いたところで坂道を一気に下り、サバ沖井戸に行ってみたら、崖を下る道は立ち入り禁止になっていた。橋が開通して観光バスや車で宮古島から渡ってくる観光客が増え、看板類も整備されている一方で、一部施設の劣化も目立つ感じがする。今回は港に用事はないので、位置エネルギーを無駄にしないよう、高台伝いに集落を抜けて島の南側を目指す。ヤマトブー大岩の近くから牧山展望台に上れるようになっていたが、相当な急坂で、天気が良いならまだしも空はすっかり曇っている。さらに宮古島に戻る体力も残しておかねばならないので、今回は諦めて伊良部大橋を渡る。行きは楽に進めたのに、帰りは向かい風となり元気も残っていなかったので、上り坂ではさっさと諦めて自転車を押して歩く。以前は平良港から船で佐良浜港に渡り、そこから先が自転車だったけど、今回は平良市街地から橋を渡りきるまでの距離×2が追加されているからね。

無事に宮古島に戻ったところで、天気ももう暫くはもちそうだったので、最後のひと頑張りでちょっと寄り道して、宮古島警察署前の「宮古島まるこちゃん」を見学。島の各所で交通安全を見守る「宮古島まもる君」の妹で、事前に設置場所を確認しておいたのである。自転車を返却して宿に帰り、暫く休憩してから近所の店で夕食。7時間、ほぼ走り通しですっかり疲れていたので、夜はさっさと就寝。明日は筋肉痛になっていなければいいのだけど。