2016/02/27(土)

くまモンGO!

ターミナル内のホテルに宿泊したので、チェックアウトして外に出たら空港ロビーで、そのまま保安検査場に進む。今回は久しぶりのソラシドエア運航便。「スカイネットアジア」から名前が変わってからは初めてとなる。ソラシドエアなら黒いアイツの機体もあるから、当たる可能性もあるかも~と思っていたら、搭乗ゲートで待っていたのがまさにその機材。後から調べると、正式には「くまモンGO!」を2014年にリニューアルした「阿蘇草原再生くまモンGO!」というらしい。ソラシドエアの保有機材数は12なので確率は12分の1ということになるのか。入口ドア横や、阿蘇の情報誌、機内サービス用のCAエプロンなど、随所にくまモンが登場する。鹿児島空港に到着し、とりあえずゲート近くから機体を撮影。到着ロビー経由で屋上デッキに出てみたが、残念ながら停まっているゲートは遠い場所だった。

大山展望台

早めの昼食として豚丼を食べてから、再び制限エリアに入り、バス連絡で日本エアコミューター(JAC)のDHC-8-Q400に搭乗。1時間近く雲の上を飛んでから、沖永良部空港に到着。空港から宿の送迎バスに乗って、島の北東部(和泊町)から南西部(知名町)に移動。沖永良部は正式には「おきのえらぶ」と読むことになっているが、「おきえらぶ」という言い方も多いようである。約30分で宿に到着してチェックインを済ませてから、暫くロビーで待機した後、部屋に入ってしばし休憩。天気は今ひとつだったけど、夕方まで時間があったので外出。知名の中心部を後にして、島の中央部に向かう坂道を登り続ける。合流や分岐が続く中、一応“道なり”のように見えるルートを辿り、サトウキビ畑の広がる台地を横切って、最後に遊歩道を登ると大山展望台の足元に着く。ここまでの所要時間は約1時間で、標高差は200メートルと少し。到着時は雨がぱらついていたが、展望台のらせん状の階段を上るうちに止んでいた。島の最高地点にあたるので見晴らしは良いが、どんよりと曇っているのが残念。晴れていたらもっと景色は綺麗なのだろうな。同じ道を通って麓に下り、海辺の堤防に登ってから宿に戻る。部屋の窓からは、与論島が見えていた。

夕食付きプランではなかったので、事前に電話で追加予約。奄美諸島に来たからには、ということで黒糖焼酎も注文。名前からすると甘口みたいに聞こえるけど、糖分は全て発酵に使われるため通常甘みはない。「黒糖焼酎」を作れるのは奄美諸島限定。他の地域で製造すると、たとえ同じ製法でも「スピリッツ(ラム酒)」の扱いとなり酒税が高くなるらしい。長距離移動の後、坂の上り下りを2時間、そして焼酎とくれば、当然の帰結としてかなり早い時間の就寝となる。