2016/04/03(日)

はこだてライナー

チェックアウトして外に出たらわずかに雨が降っていたが、傘は開かず小走りで駅に向かう。733系快速「はこだてライナー」に乗って、新函館北斗に移動。乗り継ぎに少し時間があったので、構内をざっと見学してから北海道新幹線乗り場へ。JR東日本のE5系「はやぶさ」に乗ると、わずか十数分で木古内に到着。速度を落として狭軌の在来線レールと合流して3線区間となり、湯の里知内信号場を通過して小さなトンネルを幾つか潜ると、青函トンネルに入る。15年ぶり4回目となるが、途中にあった吉岡海底駅と竜飛海底駅は避難施設の「定点」となっている。本州側に出て、奥津軽いまべつ駅に停車した後、新中小国信号場で貨物線となった在来線と分かれる。スピードを上げて津軽平野をひた走り、新函館北斗を出てから1時間と少しで新青森に到着。

北海道新幹線

新青森以南の東北新幹線区間は既に乗車しているので、ここで下車して構内の売店で駅弁と津軽りんごのシードルを購入してから、下の「はやぶさ」に乗車。北海道から青森まで駅弁を調達しに来たと言えなくもない。帰りの列車は途中駅通過だったので、ほぼ1時間で新函館北斗に到着。隣のホームにJR北海道のE5系が並んでいたので、ツーショット撮影。新幹線に接続している「はこだてライナー」を見送って、その次の函館本線の単行普通列車に乗り込む。次の七飯で下車して、「大沼国道」沿いに北に向かって歩く。途中、 “藤城回り”の函館本線を潜り、30分くらい掛けて「はこだてわいん葡萄館」にたどり着く。

はこだてわいん葡萄館

併設の工場は、事前予約すれば見学出来るとのことだが、平日のみらしい。ということで売店で3本購入して自宅宛に発送。駅に引き返して次の普通列車に乗って函館に戻る。預けていた荷物を取り出して、少し早いけどバスに乗って空港入り。到着時点で空席があったので、プレミアムクラスにアップグレード。自動チェックイン機で手続きしたら、アップグレードポイントの残りが表示されないので少し焦ったが、後から確認したら計算は間違えていなかった。搭乗前に売店に寄ったら、さっき買ったワイン3本のうち2本は店頭にあったりする。そして別のワイン2本を追加で購入したりする。

羽田到着は5分以上遅れ、高速バスの時間には合わなかったため、鉄道を乗り継いで帰宅。やっぱり関東に戻ると暖かく感じる。もしかしなくても、今日はは寄り道せずに新青森からそのまま新幹線で帰ったら、東京には14時前には着いていたことになるのだけど、一番最初に函館まで往復する航空券を手配したので、東北新幹線を使うことは想定外だった。せめて函館-木古内間は片道新幹線、片道道南いさりび鉄道にすれば、効率が良かったのだけど、木古内停車の新幹線は本数が少なくて、今回の旅程ではちょっと無理だった。