2016/07/02(土)

海中道路

早めに宿を出て、旧バスターミナル前から27番屋慶名線に乗って、うるま市を目指す。時刻から大きく遅れることはなかったので、終点の手前のJA与那城前から予定通りのコミュニティバスに乗り継ぐ。海中道路を渡って、最初の停留所である「あやはし館前」で下車。ここを訪れるのは3度目で、初めての時はどんよりと曇っていて、2回目は晴れていたものの雲がかなり多かった。今日は予報通りに晴れて海の色も鮮やかなのだけど、まさかの干潮で海水が引いていた。天気ばかり気にして、潮汐のことを意識していなかったのである。海中道路が出来る前は、干潮時に歩いて渡っていた遠浅の海だったということを、知識として知っていたのだけどね。道の駅から本島側に向かって歩き、展望所まで行ってから引き返して早めの昼食を済ませる。売店で島バナナのバラ売りをしていたので、地元の焼き菓子と一緒に購入して、バナナだけ先に食べる。

当初は帰りに屋慶名展望台に立ち寄るつもりだったのだけど、よく考えてみたら干潮の時間帯だと藪地島との間の海も殆ど水がないだだろうということで、コミュニティバスからすぐに路線バスに乗り継いで、那覇市街地に戻る。途中で「テーマのある鮮魚店」の前を通る。県庁北口で下車して、「パレットくもじ」内の百貨店で開催中の「フェルメール光の王国展」で、久しぶりに現存全作品のリクリエイトを鑑賞。

白いサガリバナ

宿の部屋で休憩してから、いつもの「くまのみ」で夕食。普段ならそのまま宿に帰るところだけど、今夜はゆいレールに乗って夜の首里に移動。那覇市内でサガリバナが見られるところを探してみたら、通称「瑞泉通り」の街路樹になっていて、しかも今日と明日は「さがり花観賞の夕べ」として、ライトアップと一部時間帯の車両乗入れ制限が実施されているとのこと。サガリバナが植わっているのは通りの片側だけだったが、赤花種と白花種が100メートルにわたって咲いている。区間外に沢山咲いている木もあったが、さすがにフラッシュを使わないと撮影出来なかった。宿に帰る途中で「パレットくもじ」のサガリバナを確認すると、昨夜より花が少なくなっていた。一日花なので、日によって咲き具合は変わるようである。