2017/02/26(日)

タンチョウ

朝起きた時は雲が多かったけど、今日もずっと晴れの予報。今日の宿の朝食は6時からで、出発も8時だったので比較的ゆったりと出来る。チェックアウトの後は迎えの車に乗って、6年ぶりとなるネイチャーツアーに参加。2月末ともなると湿原は春の兆しが強まっていて、冬の間は大体定位置にいる動物たちも、移動を開始しているとのこと。それでも塘路湖、シラルトロ湖、茅沼駅、湿原横断道路と廻るうちに、オジロワシやタンチョウ、エゾシカを2度ずつ目撃。そして鶴居村のタンチョウ・サンクチュアリを訪れると、50羽近くのタンチョウが集まっていて、求愛のダンスを見ることが出来た。

オジロワシ

帰りは山花温泉で下車するつもりだったけど、釧路市動物園が意外と近かったので、急遽予定を変更。冬なので一部の動物は屋内展示になっていたが、エゾシカやトナカイだけでなく、キリンやシマウマも屋外で見られる。園内の一部は「北海道ゾーン」として、エゾフクロウやシマフクロウ、オジロワシやオオワシなど、地元の動物を見ながら林や池を廻るようになっていが、積雪により木道は通行止めになっていた。歩いていると野生のオジロワシが通り掛かったけど、カメラを構えた頃には遠ざかり始めていた。今日も気温は0℃付近とはいえ、ずっと屋外にいると体が冷えてしまうので、途中で暖房の効いた休憩室に立ち寄る。

園内を一回りした後は、外に出て「山花温泉リフレ」まで歩く。少し遅くなったけど、館内で昼食を取ってから温泉を利用。思ったよりも動物園と食事に時間が掛かったので、最後の方は少し慌しくなったけど、路線バス(土休日1日4本のうち空港を経由する2本の遅い方)には無事間に合う。空港到着時点で、出発までは約5時間。阿寒方面のバスに乗れば、鶴公園に行って来ることも可能だけど、今日は野生のタンチョウを沢山見たので、おとなしくターミナル内で待つことにする。昼過ぎから暫く発着便のない時間帯があり、その間はわりとひっそりとしている。夕方になって人が増えて始めたところで、買い物と早めの夕食を済ませてから、搭乗待合室に進む。機材到着が少し遅れたものの、出発はほぼ定刻通り。羽田は沖止めとなって外に出たけど、気温は10℃近くでかなり暖かく感じる。羽田から帰宅までの接続は良好で、日付が変わる前に就寝。