2017/09/24(日)

今朝になって本島北部の天気予報が「曇時々晴」になったので、朝早くチェックアウトして、ゆいレールの駅に荷物を預けた後、工事中の那覇バスターミナルから111系統の高速バスに乗車。7月のダイヤ改正で、約3分の1の便が美ら海水族館方面に直行する117系統になっていて驚いたけど、乗ったのは従来通りの系統。終点の名護バスターミナルで降りると、空は意外と晴れている。そして高速バスの乗り場が、一番奥から一番手前に変わっていた。名護始発の72系統屋我地線に乗り換えて、真喜屋から奥武島を経由して屋我地島に入り、島内をぐるっと回ってから終点の運天原まで乗り通す。

オーシャンタワー

今回も県道経由で古宇利大橋を歩いて渡る覚悟だったのだけど、橋の手間に店が出来ていて、レンタサイクルもあったので、これ幸いと電動アシスト自転車を借りる。端の部分だけでも単純往復で4kmになるからね~ということで、景色を見ながら軽快に橋を渡って古宇利島に入り、坂道を登って4年前に開業した古宇利オーシャンタワーに到着。観光用タワーというと、地面からすくっと伸びる塔を想像するが、丘の上に経つ展望塔といった感じ。チケット売り場の近くから自動運転カートに乗って、タワー入口に移動。貝殻の展示室を経由して展望塔に入ったら、エレベーターは混んでいたので、階段を歩いて登る。最上階からさらに階段を登って屋上の展望台に出ると、確かに眺めは良いのだけど、視界が開けているのは南側だけで、北側は山しか見えなかった。ただ古宇利大橋は眼下に一望出来て、天橋立を見下ろした時のことを思い出す。下りは歩いて駐車場に戻る。上りのカートは斜面に作った庭園内をぐるぐると回るのだけど、徒歩ルートで降りるとあっさり麓に出る。バス用駐車場は建物のすぐ近くにあったので、団体客はカートには乗らないようになっているみたい。

ハートロック

7年前に来た時に歩いて島内を巡ったのだけど、その時はまだ知られていなかったハートロックを訪れる。CMで有名になったとのことで、浜に降りると多くの観光客で賑わっていた。以前は今帰仁から船で渡るしかなかった島だけど、橋が2つ開通して施設も整備されたので、すっかり北部観光の定番コースの一つになっているようである。周回道路を一周して古宇利大橋を渡って自転車を返却。

ワルミ大橋

自転車を利用して思ったよりも早く戻れたので、運天原の集落を通り越して、沖縄本島に繋がるワルミ大橋を渡る。こちらは前回来た直後に開通したもので、長さは約300mだが、大型船舶を通すためかなり高い場所にある。地図には大橋を渡った先に展望台が載っていたので、橋の全景を眺められる場所かと思っていたら、橋の上から景色を眺めるための駐車場だった。代わりに続くワルミ小橋を渡ったところにある「橋の駅○○」の屋上展望台から、ワルミ大橋の全景を見ることが出来た。そこから運天原に戻るよりも、本部半島線のバス停に行った方が少し近いかな~ということでそのまま内陸方面に向かって歩く。国道に突き当たったところで、幸いバス停はすぐ見付かったのだけど、今帰仁廻りは前のバスが出た直後で、次のバスまで1時間以上。それなら渡久地廻りがすぐ来るなら、逆回りでもいいかなと反対側のバス停に行ってみたら、こちらも同じような状況。事前に調べていなかったのだから仕方がないよね~ということで、とぼとぼと同じ道を引き返す。天気は回復していて日が差す時間が長くなり、歩いているとかなり暑く感じる。結果的には自転車を返却する前に、ワルミ大橋まで往復すれば楽だったことを後から気付く。

運天原から始発のバスに乗車。名護バスターミナルには定刻通りに到着したので、予定していた高速バスに乗り継ぐ。高速バスは空港ゆきなので、そのまま乗って行きたいところだけど、ロッカーに預けた荷物があるため、那覇バスターミナルで下車してゆいレールに乗り換える。名護バスターミナルに預けておけば、空港まで直行出来たのだけど、乗継時間が数分しかなかったのだから仕方がない。場合によっては名護市役所付近で乗り継ぐことも考えていたので。空港で夕食を取ろうとエンダー(A&W)に行ったら、いつもより遅い時間だったからか混雑していたけど、一人だとすぐに座れた。土産を買ってから保安検査を済ませ、ラウンジに入ったけど、あまり時間がなかったので、Twitterのタイムラインを確認途中で搭乗口に向かう。

羽田には20分遅れで到着したので、高速バスには間に合わず、鉄道を乗り継いで帰宅。すっかり遅くなったけど、日焼け止めを塗った後で大汗をかいたので、シャワーを浴びてから就寝。