2017/10/06(金)

浜松町で開店直後の書店に立ち寄ってから羽田入り。プレミアムクラスに空席があったのでカウンターでアップグレードした後、散髪を済ませてから保安検査場に進む。南ピアからの出発なので、早めにラウンジを出て搭乗口に行ったら、ゲート変更になっていて、新しいゲートに行ったら別便が搭乗中。こりゃ確実に遅れるなと思っていたら、出発40分遅れのアナウンス。本館から遠い場所だったけど、さすがに40分は長いのでラウンジに舞い戻る。

阿寒湖畔展望台より

たんちょう釧路空港到着も40分遅れ。バスは無理かなと思ったら、空港始発の航空機接続便だったので、こちらも30分遅れで出発。「阿寒国立公園・網走4daysフリーパスポート」を購入してから乗車し、内陸に向かって走る事1時間と少し。阿寒湖畔の宿泊施設の前で下車して、そのままチェックイン。明日は天気が悪くなる予報だったので、景色を眺めるなら今日のうちということで、温泉街を抜けて紅葉が混じる林の間の坂道を登る。スキー場に出てからもさらに登り続け、ゲレンデに設けられた「阿寒湖畔展望台」という名のベンチ付近から、雄阿寒岳の麓に横たわる湖水を眺める。頑張ってゲレンデの急斜面を登ってみたが、景色はあまり変わらなかった。

千本タイマツ

宿に戻って温泉に入り、夕食を済ませてから再び外出。寒波は通り過ぎた後とはいえ、道東山間部の夜は冷え込むので、途中のコンビニでホット飲料を調達してから、湖畔の駐車場へ。目的は9月と10月のみ開催される夜のイベント「千本タイマツ」で、時間前になると、百名くらいの観光客が湖岸に集まる。阿寒湖から船で到着した火で篝火を灯した後、松明行列が始まる。受け取る列が混んでいたし、松明を持っていると撮影が出来なくなるので、参加はせずに先回りしてカメラを構える。アイヌコタンで奉納の儀式を見届けた後、アイヌシアター「イコロ」で「イオマンテの火まつり」を見学。イオマンテは熊送りの儀式だけど、シアターでは舞踊や音楽など演目の一部を上演しているとのこと。調べてみると本来は昼間の儀式で、夜に入っても篝火は使わないはずだが、某歌謡曲の影響で篝火のイメージと結び付いたらしい(^^;