2017/11/04(土)

ハルカス美術館

今日は早く出掛ける予定だったので、混雑予想により朝食開始が1時間早まったのが有難い。地下鉄で天王寺に出て、3年ぶり3回目となるハルカスへ。大英博物館 国際共同プロジェクト 展覧会「北斎-富士を超えて-」が目的で、展望台が9時から、美術館が10時からなので、先に展望台に行くつもりだったのだけれど、かなり混雑するらしいとの事前情報があり、実際に9時前に行ってみたら既に開館待ちの行列が出来ていた。という訳で急遽順番を変えて、展望台側で共通券を買って美術館前に並ぶ。1時間以上待つ覚悟で並んだけど、当然のことながら待っている間に行列は長くなっていく。このまま開館時間を迎えたら相当混雑するだろうなと思っていたら、30分前に繰上開館したので思ったよりもずっとスムーズに見学出来た。浮世絵で知られるけれど、今回の展示は肉筆画の方が多く、特に西洋絵画の技法で描かれた作品が興味深かった。因みに先日行った「北斎とジャポニズム展」は東京のみで、今回の北斎展は大阪のみの開催らしい。

美術館の外に出ると、意外と人が並んでいないなと思ったのも束の間、整理券制になっていることに気付く。整理券は吹き抜けの「庭園」で配布していたけど、どのくらい待つことになるのだろうか。ちょうど混雑時間前だったので、ハルカスダイニングで早めの昼食。ハワイアンな店だったけど、何故かライスにのりたまふりかけが(^^;;;食事の後は展望台「ハルカス300」に上る。以前ほどの混雑ではなく、エレベーターを1回見送っただけで済む。今日は気圧の谷の通過により曇りがちの予報だったけれど、思ったよりも雲が少なくて、影に入っているのは淀川周辺くらいだった。ほぼ真北に万博公園の大観覧車が見えていたけれど、その左側に見えているのは太陽の塔ではないか。ちょうど南中直後の太陽の光が反射していたので、肉眼でもそれと確認することが出来た。展望室内はコラボ企画「天空の影絵 ~北斎の世界~」ということで、北斎の絵をモチーフにした窓用シールやオブジェが展示されていた。

兵庫県立美術館

ハルカスを後にして地下鉄でなんばに移動し、阪神を尼崎と御影で2回乗り換えて岩屋駅で下車。乗車中に降り始めた雨は止んでいたけど、海側に続く高架橋では追い風がかなり強かった。美術館をハシゴして2つ目の展覧会は、兵庫県立美術館で開催中の「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」。東京で見損ねたので、神戸に見に来たのである。大美術館のコレクションのほんの一部とはいえ、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、プッサン、クラーナハなど、錚々たる画家の作品が並んでいる。帰りは向かい風になるかと思ったら、風はおさまり天気も回復していた。そして岩屋駅舎も若干アートっぽくなっていることに気付く。

夕方は梅田のエノテカで軽く、ということでサンテミリオンの赤を飲んでから、阪急百貨店の上階でイチゴのパンケーキ(^o^)