2017/11/23(木)

アラーム設定の1時間前に目が覚めてしまい、そのまま二度寝も出来ず。予定時間に寝床を出て、旅行支度の続きを済ませてから家を出る。小雨なら傘を差さずに駅まで行くつもりだったけど、本格的に降っていたので折り畳み傘を使用。機内持ち込みの方に回ることになるけど、さすがにこの降り方では仕方がない。モノレールで羽田入りして、搭乗手続きを済ませてから両替。空港到着が70分前ともともと余裕が少なめだったのだけど、優先保安検査場も混んでいたので出国審査まで済んだ時点で45分前。ラウンジには短時間滞在で搭乗口に向かったら、機材到着遅れというのはよくある話。ラウンジの窓から”BB-8 ANA JET”が見えたので、先日の国内線”C-3PO ANA JET”に続いて今回はこれに乗るのかと一瞬期待したが、隣のスポットだった(^^;

予定より十数分遅れて搭乗開始となり、B777に乗り込む。B787からの機材変更で、座席が後ろの方になったのだけど、長距離用のスタッガードシートなので、隣席のない半個室タイプ。雨雲の中を上昇するため、ベルト着用サインが消えてサービス開始となるまで少し長く掛かる。洋食メニューはビーフだったので、シャンパーニュの後はボルドーの赤を注文。さすがに食後は眠くなったので仮眠。目が覚めた後はガイドブックで予習を続けたり、入国書類を記入ししているうちに着陸態勢に入り、予定より約30分遅れで上海虹橋空港に到着。入国審査を済ませた後、既に回転台に載っていた手荷物を受け取ってから税関を通過。

南京東路

虹橋空港からは地下鉄を利用出来るのだけど、第1ターミナルの方は駅が少し遠くて、ターミナルの外の通路をかなり歩いてから、ようやく地下鉄のコンコースに続く階段を降りることになる。券売機では100元札を使えないみたいなので、有人窓口に行って72時間券を購入。“我要三日票”と言ったら通じたけど、より正確には“我要一張三日票”と言うべきだったかな。地下鉄全駅にある手荷物検査場を経てから改札を通り、ホームに降りて10号線に乗車。空港周辺のみ例外的に左側通行になっているものの、すぐに列車は右側通行に変わる。市街地の南京東路で下車し、歩行者専用となっている同名の道路を歩いて宿にチェックイン。部屋でWiFiが利用可能たけど、TwitterやGoogleに接続出来ないのはちと不便。窓の外は雲ひとつない晴天なので、部屋で暫く休んでから早速観光に出掛ける。

浦東地区

南京東路をそのまま真直ぐ歩くと、外灘に突き当たる。黄浦江沿いに並ぶ近代建築が印象的だが、川向かいの浦東地区に林立する超高層建築が一望出来ることから、現在の上海を代表する景色となっている。柵の前が空くのを待ってから、一通り写真撮影をした後、地下鉄10号線に乗って移動。上海図書館で下車して、衡山路を散策。この辺りは旧フランス租界で、大都市の中にあっても2階建ての建物が並んでいて、昔ながらの風情が残っている。折角の機会だからと、折り返して淮海中路に入ってもそのまま東に向かって散策を続ける。夕方近くなると風が肌寒くなってきたけど、歩き続けている分には問題ない。

上海料理

少し行き過ぎたことに気付いて引き返し、南に曲がって暫くいくと新天地に出る。古い建物を活かした再開発地区で、洒落た飲食店街となっている。晩秋の午後5時過ぎだとすっかり暗くなっていて、電飾で華やいだ雰囲気になっている。近くの駅から地下鉄10号線に乗って南京東路に戻り、外灘地区にある地元料理の店に入る。早めに行ったつもりでも既に順番待ちとなっていたが、待合室でメニューを選んでいるうちに程なく席に案内される。数多くの料理の中から冷製野菜の盛り合わせと、豆腐と豚肉の炒め物を選択。食後は外灘から浦東の夜景を眺めてから宿に戻る。飛行機の中で仮眠したとはいえ、寝不足で歩き疲れていたのでさっさと就寝。