2018/05/19(土)

DHC-8-Q400

家の玄関を出てから空港までは大体30分なので、朝早いフライトでも以前ほど大変ではない。保安検査場が混雑しているので何かと思えば、修学旅行の団体だった。ラウンジで少し休憩してから、搭乗口に向かう。折り返し機材の到着が遅れたため、搭乗開始も少し遅れる。搭乗口から階段を降りて、徒歩でボンバルディアDHC-8-Q400に乗り込む。国内線としては久々のプロペラ機。比較的長時間のフライトだけど、機内WiFiは機種として非搭載。東に向かって天気は悪くなっていくので、窓の外はずっと雲に覆われている。

青森空港に到着して、搭乗橋が直付けされたので驚く。先日のリュブリャナ空港で小型ジェットに搭乗橋を利用したのにも驚いたけど、プロペラ機でもあり得るんだね。報告された気温は8℃となっているが、これからさらに下がる模様。ターミナルを出てバスに乗り込み、次の便(札幌発)を待ってから発車。寝不足続きだったので車内で少し仮眠。浪岡を経由して1時間弱で弘前駅前に到着。荷物を駅構内のロッカーに預けようとしたら、先に料金を入れないと鍵が開かないようになっていた。駅ビル内には軽食の店しかなかったので、ベーカリーのイートインで昼食を取る。

大円寺

奥羽線上り列車に乗って、2つ目の大鰐温泉で下車すると、駅前では巨大なワニのキャラクターがお出迎え。駅前広場から線路に沿って東に向かい、赤い花が咲くという「萩桂」の前を通って大円寺へ。木造阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)は国の重要文化財となっているが、現地の説明文では“大日如来”となっていた。あれっ?と思って調べてみたところ、阿弥陀如来像が“大日様”と呼ばれているとのこと。川向かいの茶臼山公園では「つつじ祭り」が開催中で、遠目にも鮮やかな花色が確認出来たけど、とにかく寒かったのでパス。

一旦駅前を通り越して、大鰐長地域交流センター「鰐come(わにかむ)」で「鰐の湯」を利用。時間に合わせて駅に戻ったのだけど、秋田県内の大雨の影響で次の列車が30分以上遅れていると聞いて、久しぶりに弘南鉄道大鰐線に乗ろうかなと思ったけど、終点の中央弘前駅がJR弘前駅から離れているのを思い出して止めておく。特急「つがる3号」の方はほぼ定刻通りで先に来たけど、普通列車の方は35分遅れで到着。

弘前駅前の宿にチェックインして、ネットしながら部屋で休憩。夕方になって事前に調べておいた店に行ってみたら、シャッターが閉まっていた上、店名表示もなかったということは、閉店してしまったんだよね。そのまま駅まで歩いてみたけど居酒屋系しか見当たらなかったので、結局駅構内のコンビニで軽食を調達。

今日はもともと十和田湖半に泊まるつもりだったのだけど、昨日は24時間に100ミリを超す大雨で、今日は小雨だけど午後は4℃まで下がって一時霙、という予報が出たため急遽宿泊地を変更。明日は天気が回復する予報なのだけど、バスの本数が限られるため、午前10時には十和田湖半を出ないと夕方の飛行機に間に合わなくなる。という訳で、もう少し余裕のある旅程を組んでから出直すことにしたのである。弘前でも午後は8℃だったけど、風が強いため“肌寒い”を通り越して“寒い”と感じた。