朝早く家を出て空港入り。今回はプレミアムクラスにアップグレードしたので、朝食は機内でスパークリングワインと一緒に。1時間程で宮崎ブーゲンビリア空港に到着したら、梅雨入り後にも関わらず雲ひとつない快晴。
今回もバス待ちの時間を利用して、空港入口のジャカランダを確認しに行ったら、いつものように片方は枝先に濃い色の花が咲いていて、もう片方は相変わらず咲いていない。券売機で1日乗車券を購入し、日南方面に向かうバスに乗って青島で下車。バス停近くの入口は工事中だったので、参道方面に迂回して青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン)に入る。旧温室横のジャカランダは、枝先に僅かに咲いている程度で、今も周囲は工事中で近付くことは出来ない。前回は改修工事中だった新温室に初めて入って一通り見学した後は、周辺散策で時間調整してから、次のバスまで開店時間直後の喫茶室でコーヒーを飲みながらWi-Fiを利用。
ジャカランダ・スポットのうち、遠い所を優先ということで、日南市街地までバスを乗り通して、油津の山形屋前で下車。日南市テクノセンターに行ってみると、南側の大木は部分的に花がまとまって咲いていたが、東側の木は剪定されていて花は咲いていなかった。近くのコンビニで軽食を調達してから、油津駅前の待合所のロッカーに荷物を預け、南郷方面に向かうバスを待つ。
途中のジャカランダを車窓から確認しながら、道の駅「なんごう」に移動。向かい側の茶碗山には、ジャカランダがわりとまとまって咲いている。道の駅に入って坂道を登り始めると、途中の斜面に最近植えられた木々が、かなり見応えが出てきている。最盛期にはまだ早かったものの、「ジャカランダの森」では下側を中心に、見事に咲いていたが、上側は殆ど花芽を付けていなかった。そのまま峠を越えて、亜熱帯作物支場へ。「ジャカランダの小径」は事前情報通り殆ど咲いていなかったが、斜面のジャカランダは一部咲いていたし、支場の奥にある古木も咲いていた。
帰りは「ジャカランダまつり」開催中の週末のみ運行しているシャトルバスに乗り、道の駅を通り越して、旧南郷町市街地まで出る。終点のハートフルセンターに隣接する区画には、周囲にジャカランダが植樹されていたのだけど、元気に咲いている木もある一方で、殆ど残っていない区画も。駅まで歩く途中でも、他のジャカランダ植樹場所を確認したら、残念ながらいずれもひこばえしか残っていなかった。国内では比較的温暖な気候とはいえ、冬に寒波が来ることもあれば、夏秋に台風が来ることもあるので、放任状態で生育するのは難しいのかもしれない。
JR南郷駅前でも、ロータリーのジャカランダを確認。剪定されるとぱったり咲かなくなることが多いみたいだけど、ここではしっかり咲いていた。「日南マンゴー同盟」の一環として、“マンゴー駅”の表示が出ていた。他にも期間限定で、“道の駅マンゴー”や“マンゴープリンスホテル”を名乗っているらしい。日南市街地に向かう最終バスに乗って、油津駅前に戻る。途中の大堂津駅前で念のためカメラを向けたら、咲いていないと思っていたジャカランダの花がしっかり写っていたのを後から確認。油津の駅舎が真っ赤になっているので見に行ったら、「カープ油津駅」と表示されていた。そういえばキャンプ地であることに因んで、クラウドファンディングで塗ったのだったっけ。ポストや自販機まで真っ赤に塗ってある~と一瞬思ったけど、ポストは元から赤いし、自販機も飲料メーカーのコーポレートカラーだった(^^;;;
夕食はネットで見付けた油津の魚料理の店に行こうかと思っていたのだけど、宿からかなり遠い店だったので、寝不足状態で歩き回った後に行く元気は残っていなくて、近くのファミレスで済ませる。