2018/06/29(金)

朝早く家を出て、阪急からJRに乗り継ぐ。環状線は3扉化が進んでいたので、乗車位置による乗り分けは、既にあまり出来ないようになっていた。朝は本数が少ない直通列車に乗ると、環状線内の停車駅が増えているのを実感。天王寺から阪和線に入って南下し、家を出てから2時間近く掛かってようやく関西空港にたどり着く。関空を利用するのは6年ぶりになるけど、プレミアムメンバー用の優先保安検査場が出来ていたんだね。ラウンジには短時間滞在しただけで、搭乗口に向かう。

川平公園

機内でネットに繋いで、台風7号の発生を知る。今のところ、直接影響を受けるのは沖縄本島方面のようである。とりあえず今日の八重山地方は晴れの予報。石垣島に近付くと島の上にだけ雲がかかっていたが、平久保半島は確認出来た。直行便なので南ぬ島石垣空港には午前中に到着。ターミナル内で軽く昼食を取ってから、路線バスに乗車。1日に2往復のみの米原キャンプ場線で川平公園へ。夏場に来るのは16年ぶりで、天気が良いので景色もばっちり~と期待していたのだけど、あいにくの引き潮で、東側の空には厚めの雲が出ている。それでも角度とタイミングを選べば、それなりに綺麗な写真は撮れる。雲のおかげで少しはましとはいえ、梅雨明けで夏本番の八重山は暑いので、なるべく日陰に止まりながら撮影の機会を見計らう。

ヤシガニ

時間が来たところで、川平リゾート線のバスに乗って石垣市街地に移動。宿にチェックインして、部屋で仮眠してから夕方になって出掛けると、空は雲ひとつない快晴になっていて、焼け付くような日差しが容赦ない。これはたまらんということで、明日に備えて紐付きの帽子を緊急調達。エンダーで早めの夕食を取った後は、一旦宿に戻ってツアーの迎えの車を待つ。市街地と郊外の宿を回ってから、名蔵湾の夕陽を眺めた後、咲き始めのサガリバナを鑑賞。夜の生き物観察ツアーということで、パンナ岳公園に行ったのだけど、暫く探しても見付からなかったので、海辺に降りてヤシガニの観察。開けた場所に出ると星空が広がっていたが、満月の翌日だったので天の川までは見えなかった。八重山の星は瞬かないのが特徴とのことだけど、小さな星までたくさん見えている状況では、かえって明るい星が識別しづらかったりする。明日の朝もそれなりに早いので、宿に戻った後はシャワーだけ浴びてさっさと就寝。

五代ゆう「永訣の波濤(グイン・サーガ143)」読了