2018/07/22(日)

歩き疲れたので早めに寝たとこら、5時前に目が覚める。6時になると花火みたいな音がしたので驚いたけど、「十和田湖ウォーク」の1周コース(約50km)出発の合図だったようである。今日はずっと曇りの予報で、十和田湖周辺の観光は昨日のうちに完了していたので、チェックアウト後は朝一番のバスに乗って離脱。今朝は風が強くて湖面には波が立っている。十和田湖南岸を回って子ノ口を過ぎた後、昨日は近くから見られなかった滝や「三乱(さみだれ)の流れ」で車窓観光のため一旦停車。帰りの休憩停車は、蔦温泉と酸ヶ湯温泉の2箇所。今日も曇っているので、峠を越えても遠くの景色は見えない。八甲田ロープウェーも、強風のため運休。

三内丸山遺跡

青森市街地に入って、降車専用の三内丸山遺跡に立ち寄るので、折角だからと下車して観光することに。入口にある「縄文時遊館」で早めの昼食ということで、十和田牛バラ焼き定食。館内の「さんまるミュージアム」を見学した後、「時遊トンネル」を潜って屋外に出ると、平地の暑さを肌で感じる。通路を少し歩いて、遺跡エリアを一通り見て回る。三内丸山遺跡は5500年前から4000年前まで続いた縄文集落の跡で、最盛期の建物が復元されているが、大型掘立柱建物と並ぶ大型竪穴住居がひときわ目を引く。

青森県立美術館

縄文時遊館の前を一旦通り越し、そのまま歩き続けて道路の下を潜ると、青森県立美術館の前に出る。地下入口の手間に「あおもり犬への通路」という表示が出ていたが、その時点では何のことか分からなかったし、暑い中を歩き続けた後だったのでそのまま入館。コレクション展のチケットを買って、地下の「アレコホール」に入場。シャガールがバレエ「アレコ」のために製作し巨大な舞台背景画が展示されている。全4作品のうちの1つは、県立美術館所蔵ではなく、フィラデルフィア美術館が長期改装のため、4年間借り受けたため勢揃いしたということを後から知る。続いてコレクション展として、棟方志功、馬場のぼる、成田亨、澤田教一の作品を鑑賞。途中でガラス越しに巨大な犬のオブジェの前を通って、ようやく「あおもり犬」が何かを知る。建物を出て「八角堂」を見に行ってから、縄文時遊間に戻って館内のWiFiを利用(帰りのバスは非搭載車だった)。

アップルパイ

始発の市バスに乗って、終点の青森駅の手前で下車し、空港ゆきのバスに乗り継ぐ。駅前まで行っていたら、1時間半待ちとなるところだった。早めに空港入り出来たので、ラウンジで休憩してから喫茶店でアップルパイを食べる。搭乗便の出発時間がJALの羽田ゆきと重なっているところに、JAL大阪ゆきも1時間遅れとなってさらに重なることになったため、さっさと買い物を済ませて保安検査場を通過。ANAの大阪ゆきも、折り返し機材の到着が少し遅れたが、ほぼ定刻通りの出発。千歳の航空祭の影響で、JALもANAも札幌からの便が遅れていた模様。

日本海上空を経由して、新潟市から知多半島まで縦断した後は、紀伊半島を越えて伊丹空港に着陸。今回もターミナルから遠いスポットに到着したが、14分早着だし空港内も羽田ほど広くないので、やっぱり早めにモノレールに乗車。池田到着後は、途中のコンビニで軽食を調達してから帰宅。2ヶ月前に青森に行った時は、荒天のため行き先を十和田から弘前に変更したが、予約を撮り直してミッション達成。梅雨明けでも晴れていたのは土曜の午後だけだったが、例年ならまだ梅雨明け前なので、傘が不要だっただけでも幸運なのだろう。