2018/08/03(金)

水の過剰供給も心配とはいえ、真夏に水無しで1週間以上というのは厳しすぎるので、調整がうまくいったことを願いつつ、出掛ける直前にタンクを満たしておく。予約していたタクシーに乗って家を出たが、暫く走ってからパスポートを持っていないことに気が付いたので、取りに帰って再出発。料金が千円以上高くなったけど、搭乗手続きの際に気付いてから戻っていたら、時間的にかなりキツくなるところだったので、途中で気が付けただけでも本当に良かった。国際線乗継カウンターでチェックインを済ませ、羽田ゆきに搭乗。ポイントを使ってプレミアムクラスにアップグレードしたので軽食が出たけど、国際線に乗る前なのでスパークリングワインは止めておく。

ANA機内食

羽田で乗継専用バスを使おうと思ったら、混雑しているからとターミナル外の連絡バスを利用するよう案内される。乗り場までの歩く距離が長くなるものの、連絡バスの方が所要時間が短いようだし、保安検査を受け直すのは同じなので、どちらでも大差ないようである。国際線ターミナルに到着し、両替と買物を済ませてから、保安検査&出国。ラウンジで休憩してから搭乗口に向かう。あまり飲みすぎないように、1回目の機内食ではシャンパーニュ、ブルゴーニュ(白)とボルドー(赤)を1杯ずつにしておく。

ロンドン市街

仮眠から目を覚ました後は、特に見たい映画もなかったので、2回目の機内食を挟んで、アルバム「相聞」を聞いたり文庫本を読んだりして過ごす。北海を越えてブリテン島上空に入り、ロンドン市街地を眺めながら4ヶ月ぶりとなるヒースロー空港(London Heathrow Airport)に着陸。今回も入国なしの乗り継ぎとなるが、搭乗手続済で同じターミナル2なので、徒歩で移動して保安検査を受けるだけ。搭乗ゲートは直前まで分からなかったため、2A側にあるラウンジを利用したけど、2Bのゲート が表示されたので、再び地下連絡通路を通ってサテライトに戻る。

セブンシスターズ

スイス国際航空のボンバルディアCS300に乗り込んだ後は、早めにドアが閉まったのだけど、空港混雑のため滑走路手前で、離陸まで暫く待たされることになる。離陸後は南東に向かい、海峡手前で白亜の崖が確認出来たが、「ドーバーの白い崖(White Cliffs of Dover)」ではなく、少し離れた場所にある「セブンシスターズ(Sevn Sisters)」であることを後から確認。フランス上空に入り暫くしてからふと窓の外を見ると、ちょうどパリ市街地の真上だったので慌てて撮影。凱旋門から放射状に伸びる道路と、セーヌ川の流れからすると間違いない。機内食にはサンドイッチとスイスの白ワインを注文。スイス領内に入る頃にはすっかり暗くなっていて、夜景を見ながらジュネーブ空港(Genève Aéroport)に着陸。

出発が遅れても到着はほぼ定刻通りで、入国や手荷物受取もスムーズだったので、思ったよりも早くターミナルを出ることが出来た。さすがに夜遅くなると列車の本数は少なくなっているが、中央駅に相当するコルナヴァン駅(Gare de Genève-Cornavin)までの所要時間はわずか7分。駅前の宿にチェックインして、ネットだけ繋いだら早めに就寝。