2018/11/10(土)

先週末に予定外の旅行を入れたため、2週連続で伊丹から搭乗となる。今回もプレミアムクラスにアップグレードしたけど、これでようやく国際線をアップグレードし損ねて余ってしまったポイントを使い切る。

青い京急

羽田からは予定よりも1本早い横浜方面の京急に乗れたけど、神奈川新町止まりだったため京急川崎で快特に乗り換えたら、青い車体の"BLUE SKY TRAIN"だった。羽田第2ターミナル開業の2005年から運行しているのだけど、以前はモノレールの利用が殆どだったので、ようやく巡り会うことが出来た。最近は時期によって色々コラボをしているようだけど、現在はホタテをフィーチャーしていた。横浜で相鉄に乗り換えようとしたら、ちょうど特急が出た直後だったので、結局予定通りの急行に乗ることになる。終点の海老名でさらに小田急に乗り継いで、ようやく目的駅の伊勢原に到着。でもまだここから先が長かったりする。

大山ケーブル

伊勢原駅前からバスに乗って約30分、終着のバス停から坂と階段を登り続けて15分で、大山ケーブルの乗り場に辿り着く。行楽シーズンで増発運転になっていたので、それ程待つこともなく乗車。中間駅の大山寺でのすれ違い停車を含めても、終点の阿夫利神社まで所要5分。7月の箱根、9月の御嶽、そして今月の大山ケーブルで、鉄道事業法に基づく全ての営業路線に乗ったことになる。ケーブルカー以外は2013年に達成していたのだけど、ケーブルは慌てなくてもいいかなと思っていたら15年も掛かってしまった。

阿夫利神社

ケーブルカーの終点から大山阿夫利神社までは、さらに石段を登ることになるが、境内から振り返ると相模湾まで見通せる。ここから大山山頂までの登山道があって、天気も申し分ないのだけど、時間的体力的にちょっときついのでそのまま引き返す。帰りは歩いて降りるつもりだったけど、案内標識が出ていなかったので、中間駅までケーブルカーに乗車。大山寺まではすぐという距離でも、最後に急坂が待っていたりする。帰りは「女坂」を通って麓に降りる。もう一方の「男坂」の方は大山寺を経由せずに、阿夫利神社まで直接向かっている。

帰りは途中無停車の直行バスで伊勢原に戻り、小田急の急行で終点の新宿まで乗り通す。遅めの昼食をどうしようかと思っていたら、駅弁販売所が目に入ったので栗おこわを購入。新宿からは運賃が少々高くなっても乗り換えなしの列車で~と埼京線ホームに行ったら、川越線内のトラブルで列車が遅れていたりする。ようやくやって来た列車に乗って、りんかい線の大井町で下車。駅前のコンビニで買い物をしてからホテルにチェックインし、駅弁を食べて小休憩。

夕方に宿を出て、京浜東北線で上野に向かう。日時指定の入場券でも、その時間になったら行列が出来るようだったので早めに行ってみたら、やはり30分前でも既に待っている人がいた。このまま人が増えたらどうなるのだろうと思っていたら、程なく行列を作るよう誘導があった。今週末は降らない予報だったはずなのに、夕方から時折雨がぱらついていたが、幸い木の下だったので問題はなかった。指定時間の少し前になって列が動き出し、フェルメール展開催中の上野の森美術館に入館。前半のオランダ絵画をざっと見てから、「フェルメール・ルーム」で8作品を鑑賞。壁際に沿って進む列に並んだら、端から端まで30分と少し。さすがに定員制にしているので、激混みということはなく、この手の展覧会としては比較的スムーズだったようである。年明けには大阪にも来ることになっているけど、5作品しか来ないのでやっぱり東京でも見ておかないとね。先程はパスした映像ルームに戻ってから、「フェルメール・ルーム」を2列目で再度鑑賞。さすがに最前列に並び直す体力は残っていなかったので、閉館まで時間が残っていたけどそのまま退出して宿に戻る。