2019/01/12(土)

早朝便に乗るため、6時前に家を出る。阪急の時刻を確認していなかったので、ホームで7分待つことになったが、蛍池の接続は良かった。空港では平日に行き損ねたATMに立ち寄ってから、保安検査場を通過して、短時間ながらラウンジに滞在。A321neoに搭乗して南西に向かう。九州南部は霧雨で、雲海のような景色を見ながら鹿児島空港に到着。乗り継ぎは外に出る必要はないのだけど、次の出発まで時間があるのと、中のラウンジは使えないので、一旦外に出て展示スペースや屋上デッキに立ち寄ってから、カード会社ラウンジで休憩。混雑する時間ではなさそうだったけど、それでも気になるので早めに保安検査を受けてから、搭乗待合室に進む。

イソヒヨドリ

鹿児島からの乗り継ぎは、J-AIRのエンブラブル170。機内で本を読んでいたら眠くなってきたのでそのまま仮眠したら、気が付けば程なく着陸に向けて降下開始。今日の奄美地方は一日中曇りの予報だったのに、奄美大島付近は割と晴れている。奄美空港に到着した後は、タラップを降りて徒歩でターミナルに移動。バス待ちの時間に外に出てみると、青い色が目立つ鳥がいたので撮影。奄美地方の固有種ルリカケスかなと期待したのだけど、後から調べたら全国に分布するイソヒヨドリだった。

奄美パーク

空港到着時はわりと青空が広がっていたので一瞬、北部海岸の景色を見に行くべきかと迷ったけど、東の空も西の空も雲に覆われていたため一時的なものと判断して、予定通り奄美市街地ゆきのバスに乗車。5分ほどで下車して「奄美パーク」を訪れる。とりあえず空腹だったので、館内のレストランに入って名物の鶏飯を注文。奄美大島の自然や文化を紹介する「奄美の郷」を見学して外に出ると、空港を発つ時には曇っていたはずが急に晴れてきたので、園内の展望台に向かう。エレベーターで上階に登ると、青空の下に広がる海の向こうに、喜界島がはっきりと見えている。その他の方角も大体はれていたけど、展望台はガラス張りのため、角度によっては写真に写りこみが生じてしまう。

田中一村記念美術館

麓に降りて園内の田中一村記念美術館を訪れる。今月15日まで特別企画展「生誕110年 奄美に魅せられた日本画家 田中一村展」開催中。会期中に作品を入れ替えているようで、今回は残念ながら「アダンの浜辺」は展示されていなかった。昨夏、佐川美術館に「生誕110年 田中一村展」を見に行った後、そういえば奄美の美術館も行っておかなければ~と今回の旅行を手配したのだけど、出発直前に前回の記録を確認したら、前回奄美に来た時も訪れていたことが判明(^^; さっきは一時的に青空が広がったので、行き先の選択を間違えたかなと思っていたら、美術館滞在中に通り雨。結局不安定な天気だったということなのかな。美術館の前は「一村の杜」として、一村作品に登場する植物を各スポットに集めてあるのだけど、絵の風景を植物で再現しているという訳ではなく、構成植物がその辺りに纏まっているというだけのようである。それも植物がだいぶ成長しているようなので、どの植物がどこにあるのかも確認が難しくなっている(^^;

予想よりも滞在時間が長くなったため、バスで奄美市街地(名瀬)に入ってチェックインした後は、部屋で少し休憩してから夕食に出掛ける。ホテル本館のレストランで、黒豚ステーキを黒糖焼酎と一緒に食べた後は、コンビニで買い物を済ませてから別館に戻る。