2019/07/15(月)

アサザ

今日も日中は殆ど降らない予報だったので、宿をチェックアウトして北千住経由で金町に向かう。JR北口のロッカーに荷物を預けてから、南口から土休日のみ運行の水本公園循環バス「ファミリーシャトル」に乗る。3つ目の水産試験場跡で下車して公園内に入り、水路に咲いているハスを見ながら「ごんぱち池」に行こうとしたら、途中で行き止まりになったので引き返す。公開時間が夏場の9~10時のみと限定されているのでので少し焦ったけど、時間内に無事到着。始発のバスに乗り損ねたのがちょっと痛かったかも。目当てのアサザの黄色い花は、遊歩道から遠い場所が殆どだったが、よく探すと比較的近い所でもちらほら咲いている。アサザは準絶滅危惧種で、都内で自生するのはここだけになっているとのこと。

オニバス

続いて隣の「オニバス池」を訪れる。こちらの公開時間は9~14時なので、それ程慌てることはない。オニバス(鬼蓮)はその名に違わず、葉にも花にも棘があるけど、葉の大きさに比べて花は意外と小さい。そして濃い紫の色が鮮やか。因みに子供が乗れるほどの巨大な葉を持つことで有名なオオオニバス(大鬼蓮)は、アマゾン川原産の外来種。水産試験場跡に戻って「水辺の生きもの館」を見学した後、向かい側にある「葛飾区金魚展示場」へ。水槽を上から見下ろす形になるが、赤や金、白、黒と色とりどりの金魚がきらりひらり身を躱す。金魚展示場の近くで様々な水生植物を栽培していて、その中にアサザの水槽も。さっきからすると拍子抜けするくらい間近から見ることが出来たが、あくまでも自生と栽培は違うということにしておこう。ヒメコウホネやミソハギ等の花を眺めてから、公園内を北に向かう。

「小合溜」という大きな貯水池に出ると、所々に睡蓮が咲いている。この公園では白花種が主体になっている模様。「はなしょうぶ園」を通ったら、まだ少し咲き残っていたけど、前回ここに来た時は花しょうぶが見頃の時期。後から調べたとちょうど10年前のことだった。水元大橋を渡ると噴水広場に出るが、噴水自体は工事中だった。帰りのバスに乗ろうとしたら、駅に戻る方向の停留所は少し離れた場所だった。行きとはルートが異なり途中6つの停留所を通過。「しばられ地蔵」は画像で見たことがあるけど、この辺りにあったんだ。

京成金町線

金町駅前のベーカリーでチキンピタサンドを食べたついでに、名前につられて「金町あんぱん(ホイップクリーム入り)」も。帰りは久しぶりに京成金町線に乗ったら、終点の高砂が単独の高架ホームになっていて、改札も別になっていたので驚く。押上線直通列車に乗り換えて、乗車券の都合上、押上で一旦下車。そこからはエアポート快特に乗って羽田空港に向かう。羽田到着後はラウンジで休憩してから、昨日予約変更して3時間前倒しした便に搭乗。間際の変更で後方通路側の席になったため、機内では主に文庫本を読んで過ごす。東京ではずっと天気が良くなかったけど、大阪に戻ったら晴れていた。夜は旅行前に録画予約し損ねていたドラマ「永遠のニシパ」をリアルタイムで見る。ナレーションが中島みゆきだったからというのが、もちろん最大の動機。