2019/10/18(金)

沖縄には「保栄茂(びん)」「勢理客(じっちゃく)」など難読地名が多いけど、どうやら漢字が当てられた後に発音が変わった結果らしく、保栄茂は「ぼえも」、勢理客は「ぜりきゃく」が当時の発音だったと推定されるとのこと。確かによほど特別な理由がない限り、発音に近い字を充てるのが当然といえば当然かも。ということは、沖縄語の音韻変化は、この400年の間に起こったということで、例えば「沖縄(ウチナー)」や「渡名喜(トゥナチ)」も、漢字が当てられた当時は「おきなわ」や「となき」だったのだろうか。