2020/01/04(土)

伊丹空港ターミナルの1階天井工事が一部終了して、ようやく迂回せずにATMに行けるようになっていたが、2階の保安検査場後の遠回りはまだ当分続くようである。ということで今年最初の搭乗となるA321neoで羽田に移動。京急で横浜に出てJRに乗り換えたら、青い京急車両に遭遇。前回はイカ推しだったけど、今は「すみっこぐらし」とタイアップしているんだね。

ランドマークタワー

今日は昼から曇りの予報だったけど、桜木町に到着した時点ではまだ晴れていたので、ランドマークタワーの展望フロアに上る。遮るものなく四方が見渡せ、筑波山もはっきり見えていたけど、残念ながら富士山は雲に隠れていた。カフェに展望席があって、通り掛かった時にたまたま空いたので、スパークリングワインを飲みながら休憩。"Chandon Brut"という名前が示す通り、シャンパーニュのMoët et Chandon社がオーストラリアで作っている銘柄~ということは後から調べて知る。

帆船日本丸

タワーから下りて、すぐ近くの横浜みなと博物館を見学したが、併設の帆船日本丸は休館中で、帆も張られていなかった。博物館の常設展には「柳原良平アートミュージアム」も含まれていたが、作者の名前を覚えていなくても「アンクルトリス」のキャラクターを見れば昭和のCMを思い出す。外に出た時る頃には、空はすっかり雲に覆われている。「汽車道」という名の遊歩道になっている廃線跡を歩き、赤レンガ倉庫の手前まで往復。昼は移動中に食べた菓子パン1つだけだったので、ランドマークプラザで食事。休日なので中途半端な時間の方が、店が空いていて都合が良かったりする。メニューには柳原良平のイラストが描かれていたが、やっぱり横浜との縁が深いのだろうか。

横浜美術館

そして夕方は、今回の主目的である横浜美術館へ。オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」が開催中で、巡回はないということを先月東京から帰った直後に知ったのだけど、他にも見たい展覧会があったので改めて来たのである。閉館時間前なら比較的空いているかなと期待したのだけど、今日は夜間開館日だったりする。それでも年明け早々だからか、有名作家の作品が多い割にはそれ程混んではいなかった。オランジェリーといえばモネの「睡蓮」の大作群が有名で、現地を訪れた時もその印象が強く残っているが、今回の特別展ではオランジュリーの他の所蔵品の元となった個人コレクションを作家別に展示していて、モネの作品は1点のみとなっている。

常設展も見てから外に出ると、すっかり暗くなっていた。もう一度ランドマークタワーに上って、夜景を眺めようかと思ったのだけど、結構歩き疲れていたのでおとなしく宿に向かう。夜食の調達にコンビニまで出掛けた他は、ずっと部屋で過ごす。ランドマークプラザに懐かしのスパイラルエスカレーターがあったので(つくば駅前の百貨店にあったが、2005年のリニューアル時に廃止)、ネットで調べてみたら国内には東京・大阪を含めて10箇所以上あるらしい。