2020/02/01(土)

早起きして空港入り。少しだけラウンジに立ち寄る時間があったので、iPhoneからWiFiに接続。一旦登録すれば確か一年間有効になるのだったっけ。B767-300は定刻通りに出発して、遠くに明石海峡大橋を見ながら上昇。ベルト着用サインが消えたところで、iPhoneから機内WiFiに初接続。PCのブラウザ利用に比べると、すぐに接続メニューが呼び出せるのが利点だけど、そこから先の手続きは変わらない。そして今回もプレミアムクラスなので、朝食のサンドイッチとスパークリングワイン。さすがに朝のうちだし短距離路線なので、2杯目はパスしてすぐに食後のコーヒーを貰う。機内誌を読んでいるうちに着陸態勢に入り、海の中道を見ながら福岡空港に到着。

福岡市美術館

気合を入れて早く着いたので、空港内のWiFiに接続してツイッターで呟いてから、一日乗車券を購入して地下鉄ホームに降りる。JR車両に乗り込んで、大濠公園で下車して地上に出る。空は一面の雲に覆われているが、風のない穏やかな天気で、周回コースを大勢のランナーが走り抜ける。公園内には梅だけでなく、菜の花やコスモスも咲いている。南側にある階段を上り、見覚えのある黄色いカボチャの横を通って、福岡市美術館に入館。チケットを購入して荷物をロッカーに預けてから、まずは特別展「大浮世絵展」へ。歌麿、写楽、北斎、広重、国芳の国内外所蔵作品を作家別に展示。館内のレストランでの昼食休憩を挟んで、コレクション展を鑑賞し、外に出る頃には空はすっかり晴れていた。

筥崎宮

地下鉄の駅に戻ったら、ちょうど貝塚ゆきが来たので、そのまま中洲川端から箱崎線に直通。箱崎宮前で降りて地上に出ると、そこは二の鳥居が目の前。真っ直ぐ伸びる参道を歩き、一の鳥居を潜って筥崎宮を訪れる。後から調べたら、筥崎八幡宮という別名もあり、岩清水八幡宮、宇佐神宮と並んで「日本三大八幡宮」に数えられているとのこと。参道は海岸まで続いているはずなので、折角だから反対の端まで歩いてみたら、国道から先は柵で遮られていたので、海辺の鳥居は遠くから眺めるだけ。近くには高灯籠があるが、この付近にも以前は大鳥居があって、老朽化により最近撤去されたらしい。参道を引き返して、筥崎宮花庭園に立ち寄る。「冬ぼたん」の盛りは過ぎているという掲示が入口にあって、確かに濃色の品種は萎れ始めていたものの、白、黄、薄紅色の花はまだまだ見頃。園内には穏やかな光の下、カンザキアヤメやフクジュソウ、ダイモンジソウなども咲いていた。

福岡サンパレス

地下鉄で中洲川端に移動して、駅近くのホテルに行こうとしたら、場所を正確に覚えていなかったため案内地図を見ても場所を特定出来ず。こういう時こそスマホの出番かな~とiPhoneを取り出して地図検索。大通りを勘違いしていたので、実際は1ブロック隣だった。チェックアウト開始直後の午後3時過ぎに部屋に入ったが、あまり時間に余裕がなかったので、少し休憩しただけですぐに出掛ける。北側の大通りに出て少し歩けば、毎度お馴染みの福岡サンパレスが見えて来る。開演前の腹ごしらえということで、いつもの店に入ってイチゴのパンケーキを食べる。今回から開場入口で本人確認をすることになったので、時間が掛かることを想定して開場時間の20分前から列に並ぶ。開場直前から断続的に列は動き始めたが、入口では8箇所でチェックしていたので、流れは意外とスムーズだった。因みに今回、本人確認の条件が厳しくて、唯一所持する該当証明書としてパスポートを持参することになった。会場内で探してもパンフレット専用売場は見当たらなかったなかったので、グッズ売場の列に並び、折角なのでパンフレットと一緒にクリアファイルも購入。パンフレット以外のグッズを購入したのは十数年ぶりになるのか。入口の方を確認すると、拍子抜けするくらいに空いていて、チェック箇所も減っていた。

という訳で中島みゆき2020 ラストツアー「結果オーライ」の開演。先日コンビニで発券したチケットを見て、最初「I(アイ)列」だと思っていたら、一番前の「1(いち)列」だったのでびっくり。そして会場の座席表で確認したら、ほぼど真ん中だったのでさらにびっくり。さすがにこの場所からだと、双眼鏡を使わなくても歌っている表情がはっきりと分かる。始終笑顔を保ったままで歌う姿が印象的だった。休憩を挟んで終演まで3時間足らず。午後8時過ぎだなんて、以前の「夜会」が始まったばかりの時間だね~と言いながら、呉服町の店に入ってプチ宴会。ホテルまで歩いて帰っても午後11時と、開演前が慌ただしかった分、終演後はゆっくり過ごすことが出来た。