2020/02/08(土)

今日は遅めの出発なので、朝起きてから旅行の準備を始めたが、引越し以来使っていなかった物も引っ張り出したので、思ったよりも時間が掛かる。いつもより多い荷物を抱えて、10時過ぎに家を出て空港入り。ラウンジでは久しぶりにワッフルを食べる。11時以降の提供なので、出発が遅い時でないとなかなか見かけない。

新千歳空港

機材の到着遅れにより出発が少し遅れることになったB737-800に搭乗。プレミアムクラスで昼食の時間帯だったけど、今回も和食だったので白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン)を注文。銀世界となっている勇払平野を見ながら、新千歳空港に着陸。到着も少し遅れたけど、乗り継ぎに余裕を持たせていたので、予約した通りの快速「エアポート」に乗って札幌に向かう。北海道も暖冬で例年より雪が少なかったけど、寒波と共に大雪が降ったので、車窓の雪野原はいつもの北海道になっていた。

すすきの会場

札幌駅から地下道を通り、地上区間を少し歩いて宿にチェックイン。今週末は再び寒波となり、外気温はマイナス5℃を下回っていたけれど、折角来たのだから閉じこもっている訳にもいかない。ということで重装備をして夕方の街に出掛ける。まずは「さっぽろ雪まつり」の大通会場の3丁目から1丁目までを往復してから、すすきの会場へ。雪像が中心の大通会場に対して、こちらは氷像が中心。透明なので夜間照明が良く映える。会場の南端まで来て、そのまま中島公園まで歩こうかと思ったけど、歩道の雪も多くなっていたし、体もだいぶ冷えていたので、たった一駅だけど地下鉄で移動。

豊平館

「ゆきあかりin中島公園」が明日までの開催だったので来てみたのだけど、会場案内図が出ていなかったので、適当に南に向かって歩き始める。途中で照明に照らし出された洋館が見えて来る。「豊平館(ほうへいかん)」という国指定重要文化財で、夜間特別公開中(しかも無料)とあったので、中に入って見学。元は大通に面した場所にあったが、戦後に現在地に移築されたとのこと。外に出た後は近くの日本庭園も夜間特別公開中だったので、蝋燭の灯りが並ぶ園内を散策。そこからすぐの広場でも蝋燭が沢山並んでいたので、ここが恐らくメイン会場になるのだろう。他にも会場があったのかもしれないけれど、やっぱり体が冷えていたので地下鉄ですすきのに戻る。夕食はネットで調べたスープカレーの店に入る。人気店だったようで、着席した後に「45分待ち」という声が聞こえてきた。注文したのは看板メニューのチキンと20種類の野菜のカレー。辛さは「3」の“辛め”で。

大通会場

地下街を歩いて大通に移動し、雪まつりの4丁目から西を順に見学。こちら側は大雪像が続き、夜間はプロジェクションマッピングというのが最近の定番のようである。3箇所の投影映像と、ポーランド広場のイルミネーションを見てから、やはり一駅だけど地下鉄で西11丁目から大通駅に移動。外気温はマイナス7℃以下でも、殆ど風がないのでそれ程寒さは強烈ではなかったとはいえ、やはり長時間屋外にいると体が冷えてくる。大通からは地下道を経由して宿に戻り、体を温めてから就寝。