2020/02/09(日)

小樽バイン

北海道の寒波は今日がピークのようで、昼前になってもマイナス10℃近くだけど、重装備で元気に宿を出る。地下道経由で札幌駅に出て、快速「エアポート」で小樽に移動。駅前のバス案内所で1日乗車券を購入してから、旧金融街まで歩く。短距離でもバスに乗れば良かったかなと思いつつ、系統と時刻を調べるのも面倒だったので。すっかり恒例となった「小樽バイン」に入って、早めの昼食。ランチメニューは平日のみだったので、エゾシカとキノコのラグーソースパスタとツヴァイゲルトのグラスといういつものメニューを注文。

おたる水族館

近くのバスターミナルから始発のバスに乗って西に向かい、終点のおたる水族館で下車。バス停から丘の上にある入口までは、階段を登って少し歩く。振り返ってみると結構眺めが良い。館内の水槽を一通り見てから、屋外の「ペンギンの雪中さんぽ」に立ち会う。斜面のコースを2周するが、腹這いになって滑るのは主に新雪の時とのことで、今日のペンギンたちは全て徒歩だった。続いてイルカショーが始まるというアナウンスがあったが、時間の都合上パスしてバス停に戻る。因みに冬期営業中は丘の麓にある海獣公園には行けない。

小樽運河

帰りは途中の総合博物館で下車して、半ば雪に埋もれた歩道を通って小樽市総合博物館へ。小樽交通記念館の施設を活用し、小樽市博物館と小樽市青少年科学技術の機能を統合したものなのだとか。本館の1階は鉄道博物館、2階は科学博物館のような展示になっている。旧手宮駅跡地の屋外には、今でも保存鉄道車両が展示されているが、冬場は覆いを掛けて雪から保護している。バスの時刻に合わせて停留所に戻ると、ほぼ定刻通りにバスは来たけれど、車内はかなり混雑。とても途中の停留所で降りられそうになかったので、予定の一つ先の小樽駅前通まで乗車。少し遠くなったけど運河地区まで歩いて、橋の上から写真撮影をした後、小樽市総合博物館の「運河館」を見学。こちらは旧小樽倉庫の建物を「小樽市観光物産プラザ」と共有していて、小樽の歴史と自然に関する展示となっている。

雪あかりの路

夏場なら普通に歩くような距離でも、寒いし雪が降り出したし、1日乗車券もあることだし、ということで「おたる散策バス」に乗って、堺町地区に移動。北一硝子前で下車して、三号館の中にある喫茶室「北一ホール」で休憩。南瓜ぜんざいにも惹かれたけれど、ガトーショコラとコーヒーを注文。久しぶりに店内を見学してから、バスで運河地区に戻る。日没時刻を過ぎて「小樽雪あかりの路」も点灯が始まっている。運河会場を歩いているうちにすっかり暗くなり、降り頻る雪が照明に照らし出されている。続いて蝋燭の灯りで幻想的な小径となっている手宮線会場を一通り歩いてから、商店街のアーケード経由で小樽駅へ。予約の列車まで時間があったので、構内の喫茶店で軽食を取る。札幌の宿に帰った後は、寝不足気味だったので早めに床に入る。