2020/06/21(日)

立石寺

今朝も晴天が続いているので、チェックアウトした後は予定通り仙山線に乗車。1時間弱で山寺に到着。こちらは4年ぶりの2回目。山形からアクセスした前回はどんよりと曇っていたので、天気の良い時に再訪したいと思っていたのだけど、意外と早く機会が巡って来たのである。まずは駅舎併設の見晴台に登ってから、立谷川を渡って山寺登山口へ。「山寺」というのは通称で、正式名は宝珠山 立石(りっしゃく)寺。本堂である根本中堂から日枝神社を経て山門を潜った後は、ひたすら石段を登ることになる。仁王門そばのカエデはこの時期でも赤く色付いていて、周囲の新緑や青い空によく映える。息を切らしながらも先に進み続け、一番上にある奥の院に到着。帰りは三重塔に立ち寄った後、開山堂とそのすぐ近くの納経堂の近くを通って、五大堂からの景色を眺める。さすがにこれだけ天気が良いと、谷を挟んだ向かいの山までくっきりと見える。何もかもが霞んでいた前回とは大違い。麓に降りた後は、早めに駅のホームに上がって、持参した軽食を取りながら休憩。

瑞鳳殿

仙台に戻って、今度は地下鉄東西線に乗って大町西公園へ。高台にある駅の出口から坂と階段を下って広瀬川を渡り、少し歩くと経ヶ峯の麓に出るので、そこからは再び上りとなる。なんだか今回は登り降りが続いているなぁ。石段を登り続けた先にあるのが、伊達政宗の霊廟である瑞鳳殿。以前は国宝だったが、戦争で消失したため戦後に再建されている。ここは仙台に初めて来た時に訪れている可能性があるのだけど、なにせ約20年も前なので記憶が定かではない。敷地内を巡って瑞鳳寺に立ち寄ってから、地下鉄の駅に戻る。少し時間に余裕があったので、地下鉄を乗り継いで勾当台公園に向かい、三越の地下でフォートナム・メイソンの茶葉を調達。

仙台空港

昼過ぎまでは晴れていたのだけど、仙台空港に到着する頃には、空がすっかり雲に覆われていた。今日の夕方は部分日食なのだけど、日食グラスを持って来ていたとしても、これじゃ何も見えないな。レストラン街で休憩しようかなと思ったら、全店中休みだったので、早めに保安検査を済ませてラウンジで待機。出発時もどんよりと曇っていたけれど、離陸して上昇している際に、雲を透かして欠けた太陽が確認出来た。慌ててカメラを構えたけれど、既に上空に出て雲はなくなってしまったので、眩し過ぎて撮影出来ず。帰りの機内食は和食だったけど、日本酒は提供中止なので、迷うことなく白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン)を注文。夕暮れの琵琶湖や大阪平野を見ながら、予定より15分早く伊丹に到着。駅前で買い物してから帰っても、まだ外は明るかった。