2020/11/02(月)

渡嘉敷港

宿の朝食は定食形式になっていて、洋食を選択。とまりん(泊港)まで歩いて、窓口で座間味までの往復券を買おうとしたら、帰りの高速船は満席でフェリーになるとのことだったので、隣の窓口で高速船の空きを確認して渡嘉敷までの往復券を購入。そういえば以前も座間味ゆきを渡嘉敷ゆきに変更したことがあったっけ。ターミナルから少し離れている乗船場まで歩いて、高速船「マリンライナーとかしき」に乗り込む。船内は思ったより空いていたのでちょっと安心。那覇を出てから30分と少しで渡嘉敷港に到着。港近くの店で自転車を借りようとしたら、予約で一杯とのことだったので、ちょっとしんどいけど徒歩で島内を回ることに。もう来島は3度目だから隈なく回る必要もないし、高低差のある島だから自転車も結構きつかったりするし。歩き出すと途中で別のレンタル店の前を通ったけど接客中だったし、自転車は見当たらなかったのでそのまま通過。「根元家の石垣」を見学してから、渡嘉敷集落を後にする。

阿波連ビーチ

坂道を登り続けて峠を越え、渡嘉志久ビーチを見下ろしながら高台を歩き、もう一つ峠を越したら坂を降りて阿波連集落に入る。ビーチに降りて波打ち際を歩き、岩のトンネルを潜ってその先にある展望台で、持参したソーミンタシヤーを食べた後、汗を乾かしながら景色を眺める。島の西側になるので、座間味島や阿嘉島、慶留間島、外地島がはっきり確認出来る。帰りは別の道を通って集落に戻り、さっき降りてきた坂道を登り始める。峠の手前で脇道に入り、さらに坂を登って森林公園に向かう。その奥に展望台があるはずなのだけど、道が草に埋もれている感じだったし、眺めもそれほど良さそうではなかったのでパスして、公園内から階段と急坂を登って照山展望台にたどり着く。島内最高地点で、全方位の景色を眺めることが出来るので、息を切らしながら頑張った甲斐はある。

渡嘉志久ビーチ

地図には次の目的地までの近道が載っているのだけど、あまり整備されていなかったら歩き辛いかな、でも遠回りするのも大変だし~と行ってみたら最近整備されたばかりの様子で、それまでの道よりも歩きやすかったりする。遊歩道は車道から集落に降りる道に合流し、そこからはひたすら急坂を下る。これまで歩いてきた距離は大したことないのだけど、なにぶん高低差があったので、脚の疲れをひしひしと感じる。渡嘉志久ビーチに着いた頃には、雲が増えていたけれどまだまだ良い天気で、海の色は目が覚めるような鮮やかさ。東家で景色を眺めながら休憩した後は、渡嘉志久集落を抜けて反対側の坂を登る。もうだいぶ歩き疲れていたけれど、そのまま港に戻ってしまうと時間がかなり余ることになるので、もうひと頑張りして寄り道~ということで、道路を少し引き返して林道に入る。さらに登り続けるのはしんどかったけれど、木々に覆われた道はかなり涼しい。アラン展望台で海を眺めながら休憩した後、「港の見える丘展望台」を経由して渡嘉敷港に戻る。

帰りの高速船まで2時間近くあったけど、ちょうどフェリーが出る時刻。そういえば以前、帰りの高速船をフェリーに振り替えたことがあったっけ~と窓口で確認したら返金は出来ないものの変更可能だったので、そのままフェリーに乗り込む。所要時間は1時間半と高速船の倍だけど、那覇には1時間近く早く帰れるし、何より渡嘉敷港で待つ必要がないのが有難い。歩き疲れたから船室内でゆっくり座っていたいところだったけど、行きの高速船よりは乗客が多くて落ち着かなかったので、デッキに出てずっと外の景色を眺めることに。予定より少し遅れて泊港に到着。フェリーはターミナルのすぐ近くに停泊するので、歩く距離が短くなって助かる。一旦宿に戻って、コンビニに夕食を買いに行く。沖縄ではコンビニにいろんな地元料理があるのが嬉しい。夜はパレットくもじに設置された「首里城 うむいの燈モニュメント」が、期間限定で点灯するとのことだったけど、さすがに疲れていたのでパスして就寝。