2021/03/14(日)

チューリップ

チェックアウトする前に軽めの地震。市電で熊本駅に出て、今回も天草大王の駅弁を買ってから「つばめ」に乗車。今日からダイヤ改正で、九州新幹線は「つばめ」を中心に減便となっているのだけど、この時間帯は変更がなかったようである。博多で下車してロッカーに荷物を預け、地下鉄の一日乗車券を購入して行動開始。天神で七隈線に乗り換えて、桜坂で下車して福岡市植物園まで歩く。入口で出迎えるのは菜の花の群植。今回も野草園から花木園を経て、花壇と温室を巡るコース。アセビやシモクレン、チューリップに春を感じると思っていたら、クリスマスローズも咲いていたりする。

福岡市美術館

植物園への往復だけでなく、園内も高低差があってかなり歩いたことになるのだけど、前回みたいに2つの展望塔に登っていない分、まだ体力が残っているということで、予定通り次の目的地に向かう。一日乗車券利用とはいえ、地下鉄を乗り継いだらかなり大回りになるので、桜坂駅を通り越してそのまま大濠公園まで歩く。道の途中に気象台があって、敷地内のソメイヨシノが咲き始めていたけれど、これが福岡の開花宣言の元となる標準木になるのかな。大濠池の畔にある福岡市美術館に入って、企画展「門田コレクション 中国陶磁4000年の旅」に続いて、常設展を見学。国宝金印「漢委奴国王」も特別展示中で、本来は福岡市博物館のコレクションであるが、休館中のためこちらで展示しているもの。十数年ぶりの再会となるが、金なのでその輝きが褪せることはない。

ANA機内食

大濠公園から空港線に乗って、天神で下車。「フォートナム&メイソン」で茶葉を調達した後、博多で荷物を取り出してから空港入り。今日は福岡市内で目一杯過ごしたので、屋外デッキから飛行機を眺めたくらいで、あまり時間を持て余すことなく搭乗。帰りの機内食は和食だったけど、今回もスパークリングワインを注文。定刻通りに伊丹に到着し、途中で買い物してから帰宅。久しぶりに行ったコンビニでは、支払い方法を客がレジの画面で選ぶようになっていたけど、このご時世ゆえ出来るならタッチパネルには触れたくなかった... 何はともあれ4ヶ月ぶりの旅行は無事終了。