フランス語の'rivière'は（英語の'river'も）、ラテン語'riparius'（河岸の）を元としているけれど、今では「川」という意味になっている。一方、同じラテン語を語源とするイタリア語の'riviera'は、「海岸」という意味なのだとか。そしてイタリア北西部のリグリア海に面した海岸'Riviera ligure'（リヴィエラ・リーグレ）が、保養地として有名になったため、英語でも風光明媚な海岸のことを一般化して'riviera'と呼ぶようになったらしい。例えばイングランド南西端のコーンウォール地方の南海岸は'Cornish Riviera'と呼ばれていて、ロンドンからペンザンスに向かう時に利用した夜行列車は'Night Riviera'という名前だった。
今夜は熊本ワインのマスカット・ベーリーＡ樽熟成2020年。ブルゴーニュにも匹敵する味わいということで、料理はチキンとインゲンのトマト煮を用意。
