2023/02/13(月)

昔の新快速「シティーライナー」(117系)は、当時の国鉄としては珍しい地域専用車両と聞いていたが、調べてみると戦前の52系も関西の「急行電車」(関西急電)専用形式だったらしい。「関西急電」は競合私鉄に対抗して急行料金を不要としていた高速列車で、現在の「新快速」の元祖ということになる。その専用車両は茶色とクリーム色に塗られていて、それが117系(シティーライナー)の色となり、その後の車両(221系以降)にも帯の色として引き継がれているのだとか。

JR大阪駅の地下新ホーム(ダイヤ改正までは全列車通過)の写真がニュース記事に載っていたが、駅名標の下部の色が“赤”ということは、旅客案内上は“東海道線”ではなく“環状線”ということなのだろうか。なにわ筋線が開業したら変わるのかもしれないけれど。