2023/04/23(日)

ブルーエルフィン

ジャカランダの隣ではブルーエルフィンが開花中。初めて出会った頃は、「クレロデンドルム・ウガンデンセ」という学名のまま販売されていたのだけど、今は「ブルーエルフィン」の他、「ブルーウィング」の名前でも流通しているようである。英語では"blue butterfly bush"や"blue cat's whiskers"という名前もあるらしい。学名の方は"Clerodendrum ugandense"だったのが、"Clerodendrum myricoides 'Ugandense'"を経て、今は"Rotheca myricoides 'Ugandense'"になっているらしい。分類としてはクマツヅラ科クサギ属だったのが、現在ではシソ科ロテカ属になっているのだとか(クサギ属もシソ科に移っている)。

イタリアのシエナを取材した番組で、旧市街は17の地区に分かれていて、それぞれにコントラーダ(自治会)があり、毎年夏に開催されるパリオ(競馬レース)で競っていると紹介していた。それぞれの地区は動物をシンボルとしているのだけど、例えば「塔」地区は「象」がシンボルになっているとのこと。そして象が塔を背負っている意匠の旗が出てきたのだけど、それってロンドンの"Elephant & Castle"(パブの名前を由来とする地名)の紋章と同じモチーフだよね。ロンドンの方は象輿(howdah)ではないかと言われているらしいが、偶然の一致なのだろうか。