2024/02/28(水)

「可能性」は良い意味の時にしか使えず、悪い意味の時は「おそれ」と言わなければならない〜という主張を聞いた時はとても驚いた。「無限の可能性を秘めた」のように「将来性」を意味する場合は当然良い意味しかないが、「○○する可能性がある」は「蓋然性」だから良いも悪いもないはずなので。改めて手持ちの辞書で確認してみると、「おそれ」については“いやな事”と明示しているのに対し、「可能性」の方は対象についての言及はなく、「可能性」の言い換えとして「見通し」や「望み」などと並んで「おそれ」や「疑い」も挙げていた。つまりはどちらの意味で使ってもOKということらしい。

「ティンパニに頭から突っ込む曲」の取材記事に出て来た「大砲を撃つ曲」や「タイプライターを使った曲」は、昔テレビで紹介されていたのを観たような記憶があるけど、「ステージ上で卓球をする曲」や「ティンパニに頭から突っ込む曲」のことは知らなかった(^^;