チェックアウト後、荷物を盛岡駅に預けてから、「はつかり」で北上。こちらは国鉄型車両をリニューアルしたものだが、デッキへのドアはタッチ式ではないのに、新型車両のタッチセンサと同じあたりに「手を触れないで」と書いてあるからややこしひ。沿線の東北新幹線の延長工事は着実に進んでいるようだ。八戸到着時点で東北本線完全乗車達成。八戸からすぐの「スーパーはつかり」で戻る予定だったが、あまりの混雑のため見送る。10分遅れで普通車が全部自由席の救済特急が出るとのアナウンスがあったのである。やって来たのは国鉄色塗装でガラ空きだった。時刻表にも乗っていない列車だったため認知度が低かったのか、あるいは新幹線への接続の問題もあったのだろうか。
折角の東北なので温泉に、ということで盛岡から一番近い繋温泉へ。ダム湖畔のバス停近くで温泉のみの利用可能なホテルは、昼前などという中途半端な時間のため、最初はだだっ広い浴場に一人きりだった。
盛岡に戻り、土産と駅弁を買ってから新幹線に乗り込む。連休最終日の速達型「やまびこ・こまち」号は、自由席はやはり超満員。指定券は持っていたものの、自由席車両に一番近い側の2番C席(通路側)だったため、こちらの車両の通路にまで溢れかえった人と荷物で少し窮屈だった。東京で「ひかり」に乗り継ぎ、深夜帰宅。東北に4日間滞在して、いわゆる普通の観光は一日一回だけで、あとはずっと車中の人だったため、さすがに疲れたなぁや。さて、次の旅行はいつかな(懲りていない)。
ロバート・ジョーダン「忍びよる闇(時の車輪シリーズ/竜魔大戦1)」(ハヤカワ文庫FT)読了