2002/05/05(日)

駅で土産を買ってから、特急「きりしま」で隼人に出て、肥薩線に乗り換えてから再び吉松へ。雨は降っていなかったが、相変わらず霧島は見えない。乗り継ぎ時間があったので、駅横に静態保存されているSLを見に行く。陽が射すと蒸し暑くなってきたので、駅の待合室に入る。

吉松―人吉間は1日5往復しかないので、連休中ゆえ単行列車は満員御礼。所要1時間で途中3駅だけれども、スイッチバックのある真幸(まさき)、日本三大車窓に数えられる矢岳、ループ中にスイッチバックのある大畑(おこば)、と見所揃い。背景の霧島はやはり見えなかったが、矢岳高原の雄大なパノラマは楽しめた。

人吉から第3セクターのくまがわ鉄道で、終点の湯前まで往復。人吉駅前で駅弁を食べてから、周辺を散策。今となっては4つしか現存していない昼行急行の一つ「くまがわ」で、球磨川沿いに熊本に出る。一旦改札を出て区間外の乗車券を買い、三角線列車に乗り、有明海を眺めながら終点三角へ。これでJR九州の全路線に乗ったことになる。熊本に引き返して宿に入り、駅前のファストフードで夕食。