2002/07/13(土)

ショップの車で港へ。専用船に乗り込み、西の沖合へ。颱風の影響で波が少し荒かったものの、予想していたほどではなかった。“ギーラピー”という名のスポットに停泊し、小型船に乗り換えて干潮時に姿を現すという“幻の島”へ。他の客はシュノーケリングやバナナボートを体験したが、ひとりダイビング講習を受けることに。ってこのウェットスーツ、とーてもきつくてなかなか着れない。踵の出っ張りが通らないよ~と力任せに引っ張ったら、手の指擦り剥いてしまったし(T_T) なんとか装着して、フィンも付けて、機材の使い方の練習。逆流防止弁で、吸った時だけボンベから供給されるようになっているのかな。とにかく息を止めてしまわないようにだけは心掛けないと。一通り習った後は、昼食までシュノーケリング。あれれ、レギュレーターとは感覚が違うから、ちょいと苦労。遠浅で珊瑚もなかったけど、既に魚がちらほら。

母船に戻って昼食を取る。実習までは時間があったので、再びシュノーケリング。こちらはダイビングスポットだけあって、珊瑚の山(?)があり、魚の種類や数もぐっと増える。コバルトブルーの枝サンゴなんてあったんだ。しかも沢山。クマノミとさっき習ったばかりのデバスズメダイは識別出来たけれど、他の魚は名前が判らない。水中用のレンズ付きフィルムは持参したけど、光量も不足気味で、波に揺られているから、あまり期待出来ないかも~でも撮らなきゃ:-) シャコ貝を撮影してフィルムが尽きたところで、ちょうどお呼びが掛かる。母船に戻っていよいよ本番。

船尾に設置した梯子を一段ずつ降りて潜水。1メートル毎に実感する水圧。ボンベからの空気は乾燥しているので、喉が渇き、飲み込むべき唾液も出てこなくなる。最後の耳抜きに苦労したが、どうにか5メートル海底に到達。そこから巨大珊瑚の山まで進む。海底との接合界面に沿って泳ぐ。びっしりと敷き詰められたような珊瑚の眺めは圧巻。水面近くでは見られなかった魚もそこかしこに。ダイバー慣れしているのか、近寄っても逃げて行かない。イソギンチャクとクマノミは定番だけど、ハナビラクマノミは淡い体色。小さいながらも口を開いた色鮮やかなシャコ貝にも遭遇。初めてで緊張していた上、位置制御に苦労しながらも、眺めはしっかりと堪能。いつかは写真も撮れるようになりたいな。

あっという間に30分は過ぎ、浮上して体験は終了。船上で休憩してから、残り時間はシュノーケリング。さっきの珊瑚を上から眺める。明るくて数多の魚も十分楽しめるけれど、眺める角度が違えばまた魅力も違うってとこかな。

石垣港に引き返して、宿まで送ってもらう。着替えて一息ついたところで、念のためテレビで颱風情報のチェック。げげげ、7号が予想より早く沖縄に来ることになっている~~~。昨日までの予報では、明日は十分逃げ切れるはずだったのに(慌) 明日の午前中ならまだ飛行機は飛びそうだけど、手許のチケットは変更不可な超割だし。とりあえず問い合わせてみたら、悪天候なら1回に限って変更可能で、万一フライトがキャンセルになった場合でも、追加料金なしで振り替えて貰えるのだとか。ただ現時点ではまだフライトはキャンセルになっていないし、颱風の進路は急激に変わることもあるので、担当者の助言に従い、明朝まで様子を見ることに。

夕食はゴーヤーチャンプルーと八重山そばのセットに泡盛。