予報通り、颱風は眠っている間に通過してくれた。一夜明けた宮崎は、雨が残るものの風はすっかり止んでいた。宮崎駅から日南線直通列車で青島へ。昨日は歩くのさえ困難だった道が、何の苦もなく歩ける。再び県立青島亜熱帯植物園でジャカランダ鑑賞。颱風で花が散ってしまったのではという心配は杞憂だった。雨が強くなってきたので、温室に入る。受付は一昨年と同じ人で、今回も色々親切に教えてくれる。曰く、今年のジャカランダの花付きが悪いのは、昨秋の風颱風の際に高潮を被り、塩害に遭ったせいなのだとか。海岸近くに植えた木は今年は全くダメで、温室横の大きな木だけは、陰になって花芽が無事だった部分だけ咲いたそうである。他にも開花株から接ぎ木をすれば確実に咲くとか、近くの運動公園にもジャカランダがあるとか、宮崎にジャカランダを持ち込んだのはバス会社の創業者と元知事の二人だとか。
スコールのような雨が降ったり止んだりの中を、続けて青島に向かう。鬼の洗濯岩と青島神社は定番の観光コース。本土側に戻ったところで丁度バスの時間だったので、南に向かう。ジャカランダスポットのフェニックスドライブインで下車。先程の植物園で、今年のドライブインはほとんど花が咲いていないと聞いて心配していたけれど、それでも５分の１程度は咲いていたので安心。やっぱり建物の陰だけが無事だった様子。
午後からは予報通り晴れて、陽が射すと蒸し暑いくらい。ドライブインで食事をしてから、さらにバスで南下してサボテンハーブ園へ。今年はサボテンも開花が遅れているようで、まだ３～５分咲き程度。ブーゲンビリアやアジサイは満開だった。
バスで宮崎市内に戻って、数量限定のうどん屋に行こうとしたら既に閉店していたので、繁華街を彷徨って結局今夜も地鶏の店へ(^^; 昨夜はもも焼き専門店だったのに対して、今夜の店は刺身や唐揚げなど様々な形で鶏尽くし。食後はやっぱり別腹コースで、昨夕訪れた喫茶店で、これまたブルーベリータルト＆ロイヤルミルクティーでしゃーわせ(^o^)
