2003/08/24(日)

宿を早めに出て、午前7時過ぎの北陸線で高岡へ。駅前から万葉線の路面電車に乗る。旧加越能鉄道時代には乗っているのだが、昨年第3セクター化されたので乗り直す“必要”が生じたのである。軌道の改修が進み、走り方がスムーズになっている。車両の塗り替えも進んでいるが、懐かしの吊り掛けサウンドは健在。非冷房車でも午前中なので、窓全開で走れば爽快:-)

万葉線越ノ潟駅

万葉線の終点は「越ノ潟」だけど、携帯の時刻検索では“越の潟”と入力しないとエラーが出る。一昨年に来た時は、連絡船で対岸に渡ったが、今回は高岡に引き返す。特急「はくたか」は、北越急行所有の681系「スノーラビット」だった。魚津で下車して、富山地鉄のホームへ。やってきた下り列車は、元京阪3000系を譲受した10030系だった。終点の宇奈月温泉で、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗り換えるのだが、予約した列車まで1時間以上ある。富山地鉄との乗り継ぎを考慮していなかったのである(汗)

駅前に日帰り温泉が見当たらなかったので、「電力記念館」で時間を潰し。おぉ、受付で「地上の星」と「Singles2000」を販売しているんだぁ~って黒部峡谷鉄道の駅の売店でも取り扱っていたし(驚) 受け取った乗車券は、座席指定ではなくて号車のみの指定。完全着席が保証されているものの、折角だから窓際の良い席に座りたかったので、1本前の発車直後から改札に並ぶ。その甲斐あって、進行方向右側窓際という「鉄」の定位置確保(^o^) そしたらたまたま沿線の大半で川側になる方だった。狭いトロッコ車内に網棚はなく、荷物をどうしようかと思ったが、補助椅子の下の空間を利用することが出来た。

黒部峡谷鉄道

切り立った渓谷を進むこと1時間と少しで終点の欅平(けやきだいら)に到着。電波が届くのはさすがに宇奈月までかと思いきや、欅平でも携帯はおろかiモードまで使用可能だったとは(驚) 帰りの列車はほとんど満席で、終列車あたりしか残っていないとのこと。事前に予約しておいて良かったぁ。駅前周辺を散策~といっても渓谷はとても深いので、川原まで降りると相当の高低差がある。荷物を全て抱えたままなので、結構しんどい。案内標識にある「祖母谷温泉」は“ばばだに”と読むのだそうな。なんちゅ~インパクトのある地名だこと。「猿飛峡」という地名もあるのだが、案内板の一つが"Sarutobvbi"と子音が大奮発されていた(^o^;) 帰りも早めに改札口で並ぶ。帰りは山側の一人掛けに座る。案の定熟睡~Zzz

宇奈月には定刻通りの到着。富山地鉄にはわずか8分の乗り継ぎだったが、駅の間を少し走れば余裕で間に合った。今度はそのまま電鉄富山まで乗り通す。駅前で夕食を取ってから、宿にこもる。