2003/11/23(日)

雪は夜にちらついただけで、朝には跡形もなかった。10時前の列車で盛岡を発つ。好摩でIGRいわて銀河鉄道からJR花輪線に入る。もとは東北本線から花輪線に入る直通列車だったのだけどね。頂上が雲に覆われた岩手山の山肌は雪化粧。山間部に入るにつれて、残っている雪が多くなる。さすがに窓際に近付くと冷気を感じる。県境を越えた辺りで、盛岡で購入した駅弁を食べる。十和田南で進行方向が変わり、そのまま平野部に駆け下りて奥羽本線と合流すれば、終点の大館。そしてこの乗車を以て、JRの全路線に乗ったことになる\(^o^)/

JR全線完乗

ホームは寒風が吹き荒れていたけれど、寒さに震えながらも三脚を立てて、出発前夜に急ごしらえした紙を手にして、何はともあれ完乗記念撮影。本格的に乗りつぶしを始めてから約十年を要してようやく達成。でも来春九州新幹線が開業したらまた乗りに行かなくては、タイトルは維持できないのである(^^;

次の奥羽本線上りまで時間があったので、駅前を散策。秋田犬の産地ということで、忠犬ハチ公の像があったりする。てことは、「ハチ公前で待ち合わせ」というのは渋谷だけではないということやね(笑) 小坂鉄道の廃駅跡とおぼしき場所に行くと、向こうの山肌に「大」の字が。ここでも送り火をしているのかぁ。時間が来たので駅に戻り、秋田ゆきに乗車。鷹ノ巣で下車して秋田内陸縦貫鉄道に乗り換える。阿仁合で系統分割されていて、最初に乗ったのは急行仕様車だったから、座席もゆったり。阿仁合で普通仕様車に乗り継いで、さらに南を目指すころには辺りは暮れ始める。

終点の角館に着いた時にはもう真っ暗。しかもかなり寒い。出来れば観光してみたい町だったけど、またの機会にということで、「こまち」に乗って盛岡に戻る。

コンパクトフラッシュをiBookに接続すると、勝手にiPhotoが起動してしまう。以前はiPhotoをメインに使っていたのでそれでも問題なかったが、現在はスライドショー用にしか使っていないので、いちいち起動するのを待ってから終了させるのは面倒に感じていた。といってiPhotoの設定ではそれを止めることは出来ない。それでも諦めきれずにヘルプを読んでみたら、「イメージキャプチャ」なるユーティリティーでの設定だったことが判明。早速機能をオフにすると、他のリムーバブルディスクと同様、デスクトップ上にアイコンが現れるだけになったので一件落着:-)