2005/01/15(土)

松江城

松江3度目にして初の市内観光。まずは松江城からと、昨夜の会場である県民会館の近くまで行ったら、ちょうどツアートラックが出発するところに遭遇。3台とも走り去るのを見送ってから、松江城へ。天守閣が現存するのは弘前、丸岡、松本、犬山、彦根、姫路、松江、備中松山、丸亀、松山、宇和島、高知の12ということになるので、これで丁度3分の2の城を訪れたことになる。最上階からは湖と山に囲まれた松江市街を一望。これだけ晴れていたら夕日もばっちりなのだろうけど、残念ながら今夜は下り坂の予報である。

城を出て、歴史的街並を残す堀の北側へ。小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷の順に見学。ここで初めて知ったのが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は松江にわずか1年2ヶ月しかいなかったことと、左目を失明していたので写真はほとんど右からの撮影だったということ。堀沿いに歩いて、出雲そばの店で昼食。

出雲大社

松江しんじ湖温泉駅に行って列車の時刻を確認すると、30分近く時間があったので、駅前の足湯で小休止。電鉄出雲市ゆきに乗って川跡で乗り換え、終点の出雲大社前で降りると、もう雨が降り出していた。参道を歩いて出雲大社の境内に入ると、目に飛び込むのは日本で2番目の大きさと言われる注連(しめ)縄。因みに1番は福岡県の宮地嶽神社。出雲大社を訪れるのは3度目だが、とてつもなく高かった古代の本殿を支えていた柱の礎石が見付かったのは前回訪れてからのことで、現在の本殿前にその跡が示されていた。

一日乗車券を利用していたので、電鉄出雲市まで行くことも可能だったが、折り返しの“接続”が良くなかったので、そのまま松江に戻る。駅近くの公共施設に温泉があったはずと探したら、「福祉センター」というのが見付かり、入口に入浴料も掲示してあったが、よく見ると60歳以上のみの利用となっていた。係の人の案内でもう少し先にある「社会保険センター」の方が正解だった。これだけ近所にあって似た名前だから、かなり間違いやすいかも。温泉は最上階にあり、宍道湖を眺めることが出来る。空は雲に覆われていたが、湖畔の灯りがぽつりぽつりと点り始めていた。

運良く最寄りのバス停から、松江駅ゆきの最終バスに乗ることが出来た。駅の高架下で夕食を済ませ、恒例の別腹はチョコバナナタルト&ミルクティー:-)