2005/11/20(日)

新山口駅新幹線口からバスに乗って、秋芳洞へ。秋吉台を訪れるのは、11年前のゴールデンウィーク以来ということになる。約40分の乗車で秋芳町に入るが、道路標識には"Akiyoshido"と書いてある。あれれ、高校の地理では秋吉台(あきよしだい)の秋芳洞(しゅうほうどう)と習ったはずだけれど? ともあれ終点のバスセンターで下車して、土産物屋が軒を連ねる商店街の中を抜けて行くのは、記憶にある通り。入場券を買ってゲートを抜けると、川沿いの渓谷になるが、この川が秋芳洞から流れ出ているものである。

秋芳洞

久しぶりに入ってみると、中はやっぱり広い。そして当然のことながら相当暗いが、手摺りを利用してなんとか撮影に挑戦。百枚皿や黄金柱などのある本洞から巌窟王などのある黒谷支洞へ。最後に階段を上りつめ、外に出て土休日のみ運転のバスを待つ。洞窟の中は年中温度が安定していて、冬場は暖かく感じるので、外の風がかなり冷たく感じる。少し遅れてやって来たバスに乗って、秋吉台バス停で下車。

秋吉台

バス停から少し歩くと、カルスト展望台に出る。見渡す限り草原の中に、石灰岩が散在している。季節柄、風景の緑には赤や黄が混じっている。そういえば前回はここまで来たのだっけ。あまり記憶が定かでないまま、遊歩道を一周してから、博物館を見学。地層が逆転している秋吉台の地質や、鍾乳洞の成り立ちなどを学習する。

帰りは折角なのでバスに乗らず、エレベーター口から洞窟に戻って本洞内を歩くことに。出口付近にあった「冒険コース」というのが気になったので、別途料金300円を払ってチャレンジ。備え付けの懐中電灯を手に、岩場の梯子をよじ上るところからスタート。湿度が高いので足元の岩場が滑りやすいので、手摺りの途切れたところは結構スリリングだったが、洞窟真珠や六地蔵、白銀の滝など、名所も幾つかあった。ただし撮影している余裕はあまりなかった(^^;

バスで新山口に戻ったが、空港ゆきのバスまで約1時間。そういえば空港はJRの駅からも歩けるらしいので、最寄り駅を確認してから宇部線の単行列車に乗り込む。果たして地図も持たずに空港にたどり着けるのか少々不安だったが、滑走路は海沿いにあるので方向を間違えることはないだろう~と思っていたら、常盤駅から滑走路の端が見えていた。次の草江駅で下車して、海の方に向かって少し歩けば、すぐにターミナルビルが見えてきた。が、辿り着くのには少々時間が掛かった。

搭乗手続きを済ませて、遅めの昼食を取り、土産を買って、カード会社のラウンジで休憩。到着機材の遅れで出発が10分程度遅れたが、羽田では特に待たされることなく、6時過ぎに到着。休日はモノレール+山手線の割引切符と、つくばエクスプレスの回数券があるので、浜松町、秋葉原経由で帰宅。空港で買った生外郎(ういろう)を食べながらネットしていたら、羽田空港で見掛けた見慣れない機材はロシア大統領の特別機だったことが判明。